JVA、2009年7月のビデオソフト売上速報を発表

　社団法人日本映像ソフト協会(JVA)は1日、2009年7月度のビデオソフト売上速報を発表した。当月調査より、BDビデオおよびビデオソフト全体の全同月比、前年同期比の算出には、当該期のHD DVDの実績を除いた数値で計算している。

　ソフト全体の売上金額は、前年同月比79.6%の221億200万円で、マイナスになっているものの、2009年で4番目の実績を記録した。前年同月の売上金額(277億5,200円)が2008年の中で3番目に高い実績で、「同月と比べると落ち込んで見えるが、極端に売上が落ちたということではない」としている。売上本数は、同92.5%の808万8,000本/枚。

　DVDビデオ全体の売上額は、前年同月比76.4%の203億600万円で、'09年に入って4番目の実績となった。また、数量は同89.4%の752万枚で、'09年に入って2番目の高実績を記録した。内訳を見ると、販売用DVDの売上が同68.6%の123億2,200万円、数量は同77.4%の451万6,000枚。レンタル店用は売上が同91.4%の77億7,000万円、数量は同117.8%の288万枚。

　BDビデオ全体の売上金額は前年同月比150.9%の17億2,500万円で、'09年に入って3番目の高実績となった。数量は同163.8%の52万3,000枚で、ビデオソフト全体の6.5%となっている。内訳を見ると、販売用BDの売上は同161.4%の14億8,300万円、数量は同181%の38万3,000枚。レンタル店用は売上が同108%の2億4,200万円、数量が同130.1%の14万1,000枚。

　2009年7月度の新作DVDは、販売用が前年同月比102.2%の735枚、レンタルは同88.6%の606枚。新作BDビデオは販売用が同200%の98枚、レンタルは同195.2%の41枚となっている。