「ターミネーター4」がBlu-ray化。フィギュア同梱版も
-BD/DVD/UMD発売。PS3/PSP向けデジタルコピー機能も
株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)は、映画「ターミネーター4」をBlu-ray Discビデオ化。通常版の「スペシャル・エディション」と、日本仕様の「T-600リアルヘッドフィギュア付」の2種類を11月20日に発売する。
また、同日にDVDとUMD版もリリース。DVD版は「コレクターズ・エディション」のほか、「モト・ターミネーターフィギュア付」と、シリーズ1~4作をまとめた4枚組の「クアドリロジーBOX」を用意する。ラインナップは下表の通り。
タイトル | 仕様 | 音声 | 品番 | 価格 | |
BD | ターミネーター4 | 片面2層 劇場版 約115分 ディレクターズ・カット版 約117分 MPEG-4 AVC シネスコ BD-Live 日本語字幕 英語字幕 | (1)英語 (DTS-HD Master Audio 5.1ch) (2)日本語 (DTS-HD Master Audio 5.1ch) | BRS-61426 | 4,980円 |
ターミネーター4 T-600リアルヘッドフィギュア付 Blu-ray BOX 限定3,000セット | 単品版と同じ | 単品版と同じ | BP-507 | 13,800円 | |
DVD | ターミネーター4 コレクターズ・エディション | 片面2層 約115分 シネスコ (スクイーズ) | (1)英語 (ドルビーデジタル5.1ch) (2)日本語 (ドルビーデジタル5.1ch) | TSDD-61426 | 3,990円 |
ターミネーター4 モト・ターミネーターフィギュア付 DVD-BOX 限定5,500セット | 単品版と同じ | 単品版と同じ | BP-509 | 6,980円 | |
ターミネーター4 クアドリロジーBOX(4枚組) 限定2万セット | 各単品版と同じ | 各単品版と同じ | BP-510 | 9,500円 | |
UMD | ターミネーター4 | 約115分 シネスコ | (1)英語 2.0ch | UMS-61426 | 3,990円 |
BDには、劇場版に加えて、約2分間長いディレクターズ・カット版も収録。映像特典としてメイキング・ドキュメンタリー集(2種)や、予告編集を収めるほか、BD-Liveを使ったチャット機能「cinechat」も利用可能。さらに、BONUSVIEW機能を利用したPinP(子画面表示)の「マキシマム・ムービー・モード」も用意する。そのほか、PlayStation 3やPSPへのデジタルコピー機能「ボーナス・デジタルコピー」も備えている。
BDビデオの新機能を使ったもので、ディスクに本編のSD解像度版(長さは劇場公開版で字幕版)が収録されており、それをPS3にコピーできる。PS3ではそのままSD動画が再生できるほか、PS3からPSPにコピーする事も可能。コピーする際にはPlayStation Network(PSN)アカウントを使った、ネットワーク経由での認証が必要。PSNアカウント1つに対して、機器認証できるPSPは最大3台まで。認証されたPSPであれば、コンテンツのコピー回数に制限は無く、視聴期間制限も無い。なお、コピー先は現時点でPSPのみで、ウォークマンや携帯電話での対応については未定。PS3はシステムソフトウェア3.00、PSPは4.05から同機能をサポートしているという。なお、PS3/PSP共に、利用時には最新システムソフトウェアへのアップデートが推奨されている。
「スペシャル・エディション」は特製アウターケース入り。「T-600リアルヘッドフィギュア付」は、ディスクを収納できて目が光る「T-600」のヘッド型フィギュア(高さ298mm)を同梱したバージョンで、特製ブックレット「THE ART OF TERMINATOR SALVATION」(32ページ)も付属する。パッケージのサイズは280×280×343mm(幅×奥行き×高さ)、総重量は約2kg。
BD「スペシャル・エディション」 | BD「T-600リアルヘッドフィギュア付」のパッケージ |
DVD版の映像特典は、いずれもメイキング・ドキュメンタリー集(2種)と、フォーカスポイント(11種)、予告編集を収める。
モト・ターミネーターフィギュア付のDVD-BOXは、ディスクを収納できて、ヘッドライトが光る「モト・ターミネーター」型のフィギュアを同梱したモデル。フィギュアの幅は180mm。
DVDの「コレクターズ・エディション」 | DVD「モト・ターミネーターフィギュア付 DVD-BOX」 | 4枚組DVDの「クアドリロジーBOX」 | UMD版 |
人気SFシリーズの4作目。舞台は高性能コンピューターネットワーク「スカイネット」が人類に反旗を翻した未来。機械の軍隊と戦いを繰り広げる抵抗軍の指導者ジョン・コナーは、将来、ジョンの父親になる宿命を持つ少年、カイル・リースを探していた。記憶をなくした男、マーカスは、偶然出会ったカイルと行動を共にするが、スカイネットに襲われ、カイルを拉致されてしまう。
抵抗軍に助けられたマーカスは、自分の正体を知って激しい衝動を受ける。彼の体は、脳と心臓以外、すべて機械だったのだ。ジョンは、マーカスが自分を殺しに来たのではと疑いながらも、新型ターミネーター製造を阻止するため、共にスカイネットの心臓部へと入り込んで行く……。
監督はマックG、製作はモーリッツ・ボーマン他。脚本はジョン・ブランカトー、マイケル・フェリス。出演はクリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッドほか。
(2009年 9月 16日)
[AV Watch編集部 中林暁]