エンティス、BDドライブ追加可能なメディアプレーヤー

-ドライブ追加でBDプレーヤーに。直販37,800円


PopcornHour C-200

11月上旬発売

直販価格:37,800円


 株式会社エンティスは、Blu-ray Discドライブを追加することでBDプレーヤーにもなるネットワークメディアプレーヤー「PopcornHour C-200」を10月29日より同社直販ショップ「Entis Online Store」で販売開始、11月上旬より出荷開始する。価格は37,800円。

 UPnPやWindows Media Connectに対応し、ホームネットワーク内のパソコンやLAN HDDなどに保存したデジタルコンテンツをテレビやオーディオ機器に出力できるネットワークメディアプレーヤー。HDMI出力端子を備え、1080pまでのHDコンテンツの再生に対応。またインターネット経由でYouTubeやVeohなど動画配信サービス、Flickrなどの画像共有サービス、Radio boxなどのWebサービスも利用できる。

 メディアプロセッサにSigmaDesignsのSMP8643を搭載し、対応フォーマットは動画がMPEG-1/2/4、MPEG-4 AVC/H.264、WMV9、VC-1、XviDなどで、AVCHDフォーマットもサポート。音声がAAC、MP3、WMA、FLAC、OGG Vorbisなど。JPEG表示にも対応する。

 特徴は5.25インチベイにBD-ROMドライブを追加することで、BDプレーヤーとしても利用可能となること。BD-JやBonus View、BD-Liveなどにも対応。BD-Liveの利用には別途2.5インチHDDを接続する必要がある。HDMI端子を装備しており、1080p映像出力が行なえるほか、ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioなどのビットストリーム出力やリニアPCM変換出力にも対応している。

背面

 BDではなくDVDドライブやHDDを追加することも可能。別途2.5インチHDD用の拡張ベイも用意しており、別売のシリアルATA HDDを追加することで、コンテンツサーバーとしても利用可能。アプリケーションの追加によりSMBやFTPなどのネットワーク共有機能やBitTorrentのP2Pダウンロードなどを利用可能となる。USB端子×5も装備する。

 本体前面には192×64ドットの液晶ディスプレイを装備。コンテンツ情報や簡易メニューを表示できる。HDMI出力のほか、コンポーネント、S映像、コンポジット、アナログ音声、光デジタル、同軸デジタルの各出力端子を装備する。EthernetやUSB×5を装備する。

 消費電力は13W(本体のみ)、外形寸法は425×290×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.7kg。無線リモコンやACアダプタ、HDMIケーブル1.5mなどが付属する。


(2009年 10月 29日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]