1月の劇場版に合わせ、「Fate/stay night」総集編BD/DVD

　ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社は、テレビアニメ「Fate/stay night」の総集編を収めた「Fate/stay night TV reproduction」を2010年1月22日にBlu-ray/DVDビデオで発売する。2巻構成となっており、各巻の価格はBD版が5,775円、DVD版が5,250円。

　同社は2009年4月に、テレビシリーズ全24話を4枚のディスクに収録したBD-BOX「Fate/stay night Blu-ray BOX」(GNXA-1075/39,900円)を発売している。今回のBD/DVDは、同作品の劇場版が1月に公開されることを記念して作られたもので、テレビシリーズを再編集した特別版。前半12話を再編集したものが1巻、後半12話をまとめたのが2巻となっている。

　総集編は全編再撮影され、高画質化。オープニング/エンディング共に新曲が使われ、オープニングは「テレビシリーズ本編で使われた“タイナカサチ/disillusion”をアレンジ&ボーカルとして新録したものになる」(ジェネオン・ユニバーサル)という。オープニングは映像も新作となる。

■ Fate/stay night

　「Fate/stay night」は、2006年1月から放送されたテレビアニメ。同人ゲーム「月姫」を製作し、話題となったサークル「TYPE MOON」(有限会社ノーツ)が、商業デビュー作品として2004年に発売した同名美少女ゲームが原作。

　手にした者の願いを叶えるという「聖杯」。それを手にするためには、聖杯が選んだ七騎の使い魔のいずれかと契約し、聖杯を欲するほかの魔術師(マスター)を抹殺。自らが最強であり、聖杯に相応しい事を証明しなければならないという。

　主人公の衛宮士郎は、今は亡き義父によって「魔術」を教わるが、才能に恵まれず、未だ半人前の域を出ない未熟な魔術師見習い。だが、ふとしたキッカケで、七騎の使い魔の1人、セイバーと呼ばれる剣士の少女と契約を結んでしまう。望まぬままマスターとなった主人公は、壮絶な「聖杯戦争」に巻き込まれていくのだが……。

　古代の英雄達が現代に集結する壮大なドラマと、剣や魔法を駆使した迫力あるバトルシーンが見所。誇り高き剣士である一方、不器用な少女の一面も併せ持つセイバーを初め、魅力的なキャラクターが多数登場するのも作品の魅力の1つ。監督は山口祐司。