オーディオテクニカ、車載用FMトランスミッタ3モデル
-iPod用やステレオミニ/充電用USB搭載モデルなど
オーディオテクニカは、FMトランスミッタの新モデル3製品を2月12日より発売する。価格はiPod用Dockを搭載した「AT-FMT700i」が5,040円、ステレオミニプラグを搭載した「AT-FMT800」が4,410円、ステレオミニプラグ搭載で、オートスキャン機能を備えた「AT-FMT900」が5,040円。
■ AT-FMT700i
Dockコネクタを搭載した車載用FMトランスミッタ。カラーはブラック(BK)、ピンク(PK)、ホワイト(WH)の3色を用意する。iPodの再生音をFMチューナに送信し、車内でオーディオ再生が可能。カーシガーソケットから給電し、iPod本体へ充電もできる。対応iPodは第5世代iPod、iPod nano/classic/touch。
走行中にかき消されてしまう小さい音を強調可能な音楽再生ドライブエフェクトモード「D mode」を搭載。「LO」、「HI」2種類のモードを用意する。LOはロードノイズや風切り音がうるさい場合に使用し、聞こえにくい小さな音を持ち上げ、音を明瞭にすることが可能。HIは音楽に迫力を出したい場合に使用し、小さい音を持ち上げ、パワフルサウンドを実現するという。
送信周波数は88.2/88.6/89.0MHzの3種類用意し、切り替えて選択できる。シガーソケットから電源が切れると、自動的にiPodがスリープモードになる電源連動機能も搭載する。ケーブル長は0.5m。外形寸法は106×45×22mm(縦×横×厚み)、重量は約45g。
■ AT-FMT800
AT-FMT800 |
ステレオミニプラグを搭載した車載用FMトランスミッタ。カラーはブラック(BK)とホワイト(WH)の2色を用意する。ヘッドフォン出力などステレオミニ端子を備えているポータブルオーディオプレーヤーに接続し、ワイヤレスで楽曲を伝送可能。トランスミッタの電源はシガーソケットから供給する。
特徴として、アダプタにUSB端子を搭載。USB充電に対応するオーディオプレーヤーなどと接続し、チャージが可能。なお、USB端子は音楽伝送に非対応となっている。音楽再生ドライブエフェクトモード「D mode」も備える。
アダプタ部とシガーソケット部は一体型で、角度調整が可能。接続後も見やすい角度に調整することができる。送信周波数は88.2/88.6/89.0/89.4MHzの中から選択可能。ケーブル長は0.8m、外形寸法は約64×45×16.5mm(縦×横×厚み)、重量は約65g。
■ AT-FMT900
AT-FMT900 |
ステレオミニプラグを搭載した車載用FMトランスミッタ。カラーはブラック(BK)とホワイト(WH)の2色を用意する。電源はシガーソケットから供給。プレーヤーなどを充電可能なUSB端子も備える。
特徴として、最適な周波数を自動的に検出して設定する「オートスキャン機能」を搭載。送信周波数の範囲は76.0MHz~90.0MHz(0.1MHzステップ)。また、アダプタ部にバックライト液晶を備え、選択周波数の表示などができる。液晶パネルはオレンジ色に点灯し、夜間のドライブなど暗い車内でも視認性を確保可能とする。
音楽再生ドライブエフェクトモード「D mode」も搭載。ケーブル長は音声入力ケーブルが0.2m、アダプタとシガーソケット間が0.8m。外形寸法は67×49×18mm(縦×横×厚み)、重量は約75g。
(2010年 1月 15日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]