新作OVA「ガンダムUC」、劇場でのBD先行販売の詳細発表
-プレミア上映劇場で販売。上映館拡大。PSN配信も
3月12日に、バンダイビジュアルから第1巻のBlu-ray(BCXA-0223/5,040円 )と、DVD(BCBA-3772/3,990円)が発売されるOVA「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」。発売を前に、2月20日から全国5大都市の劇場でイベント上映が実施され、劇場でBDの第1巻が先行発売される事は既報の通り。今回、劇場でのBD購入方法の詳細や、具体的な上映スケジュールなどが公式サイトで発表された。
限定2週間の上映となっており、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌で実施。上映館は以前の発表時より拡大。東京では新宿ピカデリー、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(2月27日~)、シネプレックス幕張(2月27日~)、MOVIXさいたま(2月27日~)となる。各都市での上映間とスケジュール、舞台挨拶の情報は公式サイトで公開されている。
劇場では一般発売に先駆けて、BD版第1巻が購入できる。販売される商品は、一般販売の初回版と同一の価格/仕様。映画の鑑賞者を対象とした販売であるため、購入時にはチケット、もしくは入場後の半券が必要。販売所で係員が裏面に購入済みの押印をした後で購入する形となる。チケット(半券)1枚につき、BD1枚が購入可能。
上映日であれば、上映回に関わらず販売開始時から購入できるが、購入後のチケット返金はできない。購入できるのは持っているチケットの上映日以降となり、チケットの日付以前には購入できない。また、鑑賞する劇場以外での購入もできない。
品切れが起こった場合は、販売所に置いてある購入シートに必要事項を記入し、代金を支払うと、後日1週間ほどでBDが配送されるという。
なお、既報の通り、同作品は劇場上映と同じ2月20日から、PlayStation NetworkのPlayStation Storeにおいて、ネット配信も実施される。再生開始から72時間視聴できるダウンロードレンタル方式で、HD画質の価格が1,000円、SD画質が700円となっている。
■ 機動戦士ガンダムUC
機動戦士ガンダムUC (c)創通・サンライズ |
時はU.C.0096。「シャアの反乱」から3年。ジオン共和国の自治権放棄を数年後に控え、一年戦争から続く戦乱の世は、表面上には平穏を取り戻しているかのように見えた。
工業コロニー「インダストリアル7」に住む少年バナージ・リンクスは、ある日、オードリー・バーンと名乗る謎の少女と出会う。ビスト財団とネオ・ジオン残党組織「袖付き」による「ラプラスの箱」取引を止めようと、単身行動を起こしたという彼女に対し、協力するバナージ。だが、同じく取引を阻止しようと乗り込んだ地球連邦軍と袖付きとの戦闘で、コロニーは戦場と化してしまう。
オードリーを探して戦火の中を走り抜けるバナージは、「ラプラスの箱」の鍵となる、純白のモビルスーツ・ユニコーンガンダムと運命的な出会いを果たす。「ラプラスの箱」とは何か、それが抱く秘密とは何か……。宇宙世紀100年の呪いが解かれようとしていた。
原案は矢立肇・富野由悠季。監督は古橋一浩。脚本はむとうやすゆき。キャラクターデザイン原案は安彦良和。アニメーションキャラクターデザインは高橋久美子。モビルスーツ原案は大河原邦男。メカニカルデザインはカトキハジメ・佐山善則・石垣純哉・玄馬宣彦。声の出演は内山昂輝、藤村歩、下野紘、戸松遥、甲斐田裕子ほか。
(2010年 1月 25日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]