BDレコーダ購入理由は「高画質録画/保存のため」

-BDA調査。鑑賞したいBDソフトは「洋画新作」


8月5日発表


BDレコーダを購入した理由()

 Blu-ray Disc Association(BDA)は、Blu-ray Discレコーダに関する使用実態調査をオリコン・コミュニケーションズと協力して実施した。同調査を受け、BDAでは「BDの最大の特徴である『高画質映像の長時間録画』が広く認知され、多くの購入者がその可能性に期待している」と分析している。

 調査方法はインターネットで、対象は20~59歳の男女で自宅にBDレコーダがある人合計400名。調査期間は5月13日から18日。BDレコーダの購入理由などを聞いている。

 BDレコーダの購入理由については、「高画質録画または保存のため」が32.3%でトップ。次いで「現時点では使わないが将来のため(20.8%)」、「多機能で最上位機種だから(10.0%)」、「長時間録画または保存のため(9.8%)」となっている。「BDソフト購入と鑑賞のため」は9.0%。


今後鑑賞したいBDのソフト(ジャンル)

 今後鑑賞したいBDソフトについては、洋画新作が54.3%。以下音楽ライブ(44.0%)、邦画新作(41.5%)と続いている。アニメは「要望は依然強い」としながらも、14%にとどまっている。

 BDAでは、「他カテゴリの潜在的な需要の大きさを反映したものと思われ、BDが広く普及することに伴い、多くの消費者がライフスタイルの一環として、高画質の映像を楽しむ傾向があることを示している」としている。

 また、見たいタイトルがあった場合は、81.7%が「BDを選択する」としている。そのうち「BDが購入する」が52.2%、「BDをレンタルする」が29.5%で、「BDがより身近になってきたことを反映したものと思われる」とする。

 記録メディアとしてのBD使用については、「テレビ番組の永久保存」が半数以上。次いで、「テレビ番組を一時的に保存」、「個人撮影映像を自分用に保存」となっている。また、古いビデオテープのダビングについては、「BDにダビングしている/したい」が33.3%、「DVDにダビングしている/したい」が33.0%、「このまま残していく」が20.5%となっている。なお、ディスクへの保存の可否では「できている」が51.7%、「できていない」が48.3%。ディスクの保存のうち、「BDへの保存ができている」人は39%。



(2010年 8月 6日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]