NHK、地アナ停波直前の7月は告知スーパー表示で放送

-放送画面にかぶせて最終周知。BSアナログも


 NHKは、7月24日の地上アナログ放送終了に向け、7月1日以降は、アナログ放送終了の告知スーパー表示をアナログ放送画面にかぶせて放送する。

 全国地上デジタル放送推進協議会で策定した「アナログ放送終了計画」では、7月1日以降はサイマル放送は終了し、アナログ放送終了の周知を中心とする放送に移行する方針を決めていた。しかし、「7月24日までは通常放送を続けるべき」との意見もあり、NHKとして対応を検討した結果、7月1日から24日正午までは通常放送の画面にかぶる形で周知スーパーを表示することとしたという。

 7月24日の正午までは、通常放送+周知スーパー表示とし、以降はブルーバックの静止画等で問い合わせ先を表示。電波の使用期限である24時までに終了する。NHKではBSアナログ放送についても同様の対応を行なうほか、今後、民放とも相談していくとしている。


(2011年 1月 19日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]