RWC、Android 4.0で29,800円のタブレット型ナビ

-ワンセグ対応と防水の2機種。車載用パーツ同梱


ワンセグ対応の「RM-XRAD700TV」

 RWCは、Android 4.0を採用した、7型タブレットタイプのナビ2機種を9月25日に発売する。ワンセグ対応の「RM-XRAD700TV」と、防水タイプの「RM-XRAD700WP」で、直販価格はどちらも29,800円。

 「RM-XRAD700TV」は、ワンセグ放送の受信に対応。アンテナも内蔵する。「RM-XRAD700WP」はIPX5の防水仕様(いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない)のため、幅広い場所で利用可能。これ以外の主な仕様は、2機種で共通している。


ワンセグ対応の「RM-XRAD700TV」防水タイプの「RM-XRAD700WP」

 OSにAndroid 4.0を採用した7型のタブレット。ゼンリン地図データを採用した「X-RIDEナビアプリ」をプリインストールしており、タブレットを車載し、ナビとして活用できる。住所検索約3,500万件、名称検索約180万件、電話番号検索約820万件のデータを収録。オートリルートやオービス警告などにも対応している。

 タブレット以外に、吸着式スタンド、ホールド用台座、スタンドカップ、シガーケーブル、ACアダプタ、イヤフォン、USBケーブルなどを同梱。車載に必要なパーツを同梱したオールインワンパッケージになっている。また、FMトランスミッタ機能も内蔵する。

 さらに、ドライブ時に活用できるアプリとして、渋滞状況を確認できる「渋滞状況」と、ドライブ中の映像や音声、GPS情報を記録する「位置ロク」もプリインストールしている。

 どちらのモデルも、ディスプレイは7型、800×480ドットの静電容量式タッチパネル。CPUはTCC 8923 Cortex A5デュアルコア1.2GHz。メモリは512MBで、ストレージは8GB。ただし、4GBをマップデータに使用している。microSD/SDHCカードスロットを備え、32GBまでのカードが利用できる。無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応。HDMIミニ出力も備えている。

 本体にマイクやスピーカー、イヤフォン出力を装備。デジタルカメラは、ワンセグモデルが、背面に200万画素、表面に30万画素の2基を搭載。防水モデルは背面の30万画素のみとなる。

 外形寸法と重量は、ワンセグモデルが124×187×9.5mm(同)で、330g。防水モデルは129×197×19mm(縦×横×厚さ)で、400g。使用時間はどちらも約4.5時間。ACアダプタを使った場合の充電所要時間は約3時間。


(2012年 9月 11日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]