ラステーム、USB DAC搭載デジタルアンプ「TRU22E」
24bit/192kHz対応。光デジタル入力装備。47,250円
DAC搭載フルデジタルプリメインアンプ「TRU22E」 |
ラステーム・システムズは、24bit/192kHzに対応したUSB DAC機能と、20W×2chのアンプ、ヘッドフォン出力も備えたフルデジタルプリメインアンプ「TRU22E」を11月9日に発売する。価格は47,250円。
XMOS製のUSBコントローラを実装し、USB Audio 2.0(High-Speed)に対応。PCとのアシンクロナス伝送で、ジッタを抑え、最高24bit/192kHzまでのハイレゾ音楽データを再生できる。対応OSはWindows XP/Vista/7以降で、専用ドライバを同梱。Mac OS 10.6.3以降ではOS標準ドライバで動作する。Windows用ドライバはASIOに対応し、Vista/7ではWASAPIでも使用可能。
USBオーディオ信号は絶縁されており、PCからの5V電源リップルノイズを遮断。音質を高めている。
また、USB入力に加え、光デジタル入力も装備。こちらも24bit/192kHzに対応している。
背面。光デジタル入力も装備する |
2個の独立した±1.0ppmのTCXO水晶発振器(24.576MHz/22.5792MHz)を搭載しており、24.576MHzでは48kHz、96kHz、192kHzの音楽データに対応、22.5792MHzは44.1lHz、88.2kHz、176.4kHzに対応する。
20W×2ch(4Ω)のアンプ機能も備え、バナナプラグ/Yラグにも対応するスピーカーターミナルを装備。スピーカーインピーダンスは4Ω~8Ωに対応。周波数特性は10Hz~20kHz、全高周波歪率は0.03%以下。
標準プラグのヘッドフォン出力も装備。ヘッドフォン専用に、32bit/192kHz対応のDAC ICを搭載するほか、ヘッドフォンアンプICには「TPA6130A2」を採用している。
スピーカー出力とヘッドフォン出力で個別のボリューム調整が可能。音量を同期させる事もできる。また、電子ボリューム(ロータリーエンコーダ)を採用し、ギャングエラーの発生を防ぎ、左右のバランスが崩れない再生ができるという。
フルカラー、96×96ドットの有機ELディスプレイを搭載。入力サンプリングレートなどの表示が行なえる。リモコンも付属し、音量調整、入力ソースの切り替え、レベルメータの変更、ミュートのON/OFF、画面の明るさ調整などが可能。
外形寸法は123×127×48mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約600g。
(2012年 11月 9日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]