ラステーム、入力2系統/32,550円の小型デジタルアンプ

-ヘッドフォンアンプ装備。電子ボリューム


ブラックモデル(上)とシルバーモデル(下)

 ラステーム・システムズは、デジタルプリメインアンプ「RDA-2022」を9月24日に発売する。価格は32,550円。カラーはブラック(BK)とシルバー(SI)の2色。

 2系統のアナログ入力(RCA 2ch)を備え、最大20W×2ch(4Ω)のスピーカー出力と最大110mW×2ch(32Ω)のヘッドフォン出力が可能なデジタルアンプ。

 電子ボリューム(ロータリーエンコーダ)を採用し、左右のバランスが崩れることなく音量調整が可能。付属リモコンにより音量調整や入力ソースの切り替え、ミュート、LED表示の変更などが行なえる。スピーカー出力時の周波数特性は10Hz~20kHz、全高調波歪み率は0.03%以下。ダイナミックレンジとSN比はいずれも100dB。スピーカーのインピーダンスは4~8Ωに対応する。

 ヘッドフォン出力はスピーカーと独立した専用ICを使用。カップリングコンデンサを使用せず、ダイレクトに音声信号を伝達する。端子はステレオ標準ジャック。接続するヘッドフォンのインピーダンスは32~250Ωに対応する。ヘッドフォンの周波数特性は10Hz~40kHz、全高調波歪み率は0.003%以下。

背面

 ボリュームノブの周囲に配置したLEDでボリューム値を表示。SMV(Smoothing-Volume/スムージングボリューム)技術により、ボリューム値を急激に変化させることなく微調整できる。

 スピーカー出力にはポップノイズ抑止回路を搭載。ヘッドフォン出力にはリレーを実装し、ポップノイズを遮断している。

 筐体はアルミ押し出し材を使用し、振動が発生しにくい設計とした。フロントパネルは厚さ5mmのアルミ削り出し。消費電力は最大45W。外形寸法は123×127×48mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約600g。ACアダプタが付属する。



(2012年 9月 21日)

[AV Watch編集部 中林暁]