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シャープ、リモート予約/画質向上した新AQUOSブルーレイ

高画質マスターエンジンBD搭載。無線ダビングも

BD-W515

 シャープは、長時間録画番組を高画質で楽しめる「高画質マスターエンジンBD」を搭載したBlu-ray Discレコーダ「BD-W515」を2月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は65,000円前後。

 BDレコーダ「AQUOSブルーレイ」の新モデルでHDD容量は500GB。チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各2系統搭載し、2番組の同時録画に対応。MPEG-2 TSのストリーム記録(DRモード)のほか、MPEG-4 AVC/H.264のトランスコードに対応し、最高で12倍の長時間録画が行なえる。

 USB HDDの接続にも対応し、HDD容量を拡張可能。USB HDDへの直接録画や自動録画、編集なども行なえる。また、Ethernet接続したスカパー! チューナからのスカパー! プレミアムサービスLink(録画)にも対応。最大で3チャンネルの同時録画が行なえる。

 新たに新映像エンジン「高画質マスターエンジンBD」を搭載したことで、長時間録画モードの映像において、ブロックノイズや、文字などのエッジノイズを低減。放送視聴やDRモードモード録画番組、BD/DVD再生においてもノイズの少ない高画質を実現するという。BDドライブはBDXLに対応する。

 従来のテレビ番組表からの録画予約や検索に加え、新たにスマートフォンによる番組検索や録画予約に対応。「AQUOSリモート予約」アプリを使って、外出先からもスマートフォンで番組検索や録画予約が行なえる。番組表からの予約のほか、お気に入り登録したタレントの出演番組からの検索などにも対応する。AQUOSリモート予約の対応OSはAndroid 2.3以降。

スマートフォンリモート予約の番組詳細画面
おすすめ番組画面
リモコン

 また、スマートフォンを使って、音声でレコーダの操作や番組検索が行なえるアプリ「スマートフォンボイスリモコン」もGoogle Playで提供する。対応OSはAndroid 2.3以降。なお、スマートフォンボイスリモコンのiOS版については「検討中」としている。

 録画した番組を無線LAN経由でスマートフォンにダビング(ムーブ)できる「Wi-Fiダビング」にも対応。対応機種については同社ホームページで案内している。

 「見どころポップアップサーチ」も搭載。これは、録画リストの表示画面や録画番組の再生中にリモコンの「(ポップアップ)メニュー」を押すと、約2分30秒/5分間隔で録画した番組のシーンを小画面で一覧表示できるもので、録画番組の内容確認や頭出し再生に利用できる。

 USBは外付けHDD用のほか、マスストレージ用の2系統を装備。AVCHD Ver.2.0に対応し、AVCHDビデオカメラの撮影映像をBD-W515のHDDに取り込める。出力端子はHDMI×1、D3×1、コンポジット×1、光デジタル音声×1、Ethernetなど。消費電力は20W(待機時0.18W)、年間消費電力量は約20.9kWh/年。外形寸法は430×235×58mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.9kg。

(臼田勤哉)