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J:COMテレビ、TBSラジオと文化放送、ニッポン放送をCATVで同時再放送。441万世帯

 ジュピターテレコムは、CATVサービス「J:COMテレビ」において、5月27日からTBSラジオと、文化放送、ニッポン放送の在京3社のAMラジオ放送をCATV網で同時再放送する。

 ラジオの同時再放送は、J:COMテレビのデータ放送の音声送信機能を利用。これにより、J:COMサービスエリアで、同社ネットワークに接続している約441万世帯の家庭で3局のラジオ聴取が可能になる。

他のエリアでも対応を予定

 J:COMの有料サービスに加入していない場合でも、地上波10chで放送している「J:COMテレビ」のデータ放送メニューから、「AMラジオを聴くボタン」を押すことで、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送を聴くことができる。

 在京ラジオ3社は、地域情報を多く、確実に届けることが重要と考え、CATVによる再放送を実施。都心のビルの谷間や送信所から離れたAMラジオ放送の難聴取地域の受信改善となるほか、首都圏のリスナーに対するサービス向上やラジオ聴取の新たなスタイル構築にもつながると期待する。また、J:COMは、身近な情報をきめ細かく伝える地域密着メディアとしての役割の強化を期待しているという。

(臼田勤哉)