TASCAM、デジタル一眼に取り付けられるショットガンマイク型PCMレコーダ

　ティアックは、デジタルカメラのアクセサリーシューに取り付けられる、TASCAMブランドのショットガンマイク一体型のリニアPCMレコーダ「DR-10SG」を5月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は22,000円前後。

ショットガンマイク一体型のリニアPCMレコーダ「DR-10SG」

　デジタル一眼レフなどでの動画撮影と組み合わせて利用するPCMレコーダ。自社設計のショットガンマイクは超指向性タイプ(スーパーカーディオイド)を採用、被写体の音を狙って収録できるという。

　また、EQプリセットとして「NATURAL:自然な音質で収録できるフラットな特性」、「STANDARD:標準的なビデオカメラ用ショットガンマイクの特性」、「INTERVIEW:インタビューや会話シーンなどの音声収録に適した特性」、「FIELD:屋外での自然音収録などに適した特性」の4モードを使い分けられる。

　記録メディアとして、microSD/SDHCカードが利用でき、PCMは44.1/48kHz、16/24bitの録音に対応する。オートレベルやリミッタ、動画ファイルとの位置合わせのためのスレートトーン、異なるレベルで2系統同時録音する機能も用意。カメラ本体にもレコーダの音声を入力できるCAMERA OUT端子(ステレオミニでデュアルモノ)、カメラのマイク入力に接続して適切な音量が得られる専用アッテネートケーブルも同梱する。

　ノイズアイソレーションアームを使い、ハンドノイズやレンズが動作する際のノイズを拾わないフローティング構造を採用。重量は電池を含めて110gと軽量で、カメラの機動性も損なわずに利用できるとする。外形寸法は53×168.1×70.3mm。

　電源は単4電池1本。USB端子も備え、パソコンからのUSBバスパワーでも動作する。アルカリ電池を使った場合の持続時間は約8.5時間。