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「ガルパン 最終章 第2話」公開開始。あんこうチームのキャストがバルト9に集結
2019年6月17日 08:45
15日から劇場上映がスタートした「ガールズ&パンツァー 最終章 第2話」。初日にそれを記念し、新宿バルト9で舞台挨拶が開催され、声優陣らが登壇。そのレポートが到着した。
- 作品名:ガールズ&パンツァー 最終章 第2話
- 公開日:2019年6月15日~
- 製作:ガールズ&パンツァー 最終章 製作委員会
- 配給:ショウゲート
登壇したのは西住みほ役:渕上舞さん、武部沙織役:茅野愛衣さん、五十鈴華役:尾崎真実さん、秋山優花里役:中上育実さん、冷泉麻子役:井口裕香さん、大洗女学園・あんこうチームのキャスト。司会は園 みどり子・後藤モヨ子・金春希美役:井澤詩織さんが担当。初日にふさわしい、華やかな舞台挨拶となった。
第2話をご覧になった感想やお気に入りのシーンは?
司会の井澤詩織さんが登場。「皆さんおはようございます。テンションあがってますかー?」と客席を盛り上げると、本日のゲストが登場。
渕上: 全部内容を知っているんだけど、所々でグッとくる場面もあって、新作を見ているような新鮮な気持ちで観ることが出来ました。お気に入りのシーンは、たくさんあるけれど、ケーキを食べるシーンです。ケーキのクリームとカヌレのフォークが入る瞬間とか、凄いおいしそうでしたね。
中上: マリーさんが“くりくり”って出てくるところが好き。
茅野: 安藤と押田が、マリーさんを庇ってフラッグ車を守るシーンに敵ながら感動しちゃって。
尾崎: 私は本当に、BC(自由学園)が怖くて。あんなにまとまって無かったのに「そんな、たんたんとやる?」っていうくらい、急に淡々と......歌いながら冷静になって綺麗に片づけていく(笑)。もう怖くて、二度と戦いたくないです。
井口: 新キャラとしてBC(自由学園)の方たちが入ってきたわけだけど、歌がすごい印象的です。「(『ガルパン』の)この空気を読み込んでください」だけじゃなく、「さあ歌ってください」っていう無茶ぶりにも、どんどん乗っかってきてくれる。前回の時も、歌の収録の時に、監督が直々にスタジオに入ってきて、「僕も一緒に歌います!」みたいな雰囲気で(笑)。本当に『ガルパン』って、キャストだけでは思いつかないアイデアが、監督やスタッフさんから生まれて、アフレコ現場でも新たな刺激があります。出来上がりを観て、さらに刺激的でドキドキして、凄いなって思いました。
ここを見て欲しい!というポイントは
井口: えー、あったかなー(笑)。(井澤より「そど子のこと助けてくれたじゃん」とつっこまれ)そうだ!あと、麻子が甘いものに「くわっ」ってなるシーンがあって、そうそうこれこれ!って思いました。
中上: ゆかりは(前回ミスしたから)第2章で挽回できてよかったなって思います。そこまで気に病み過ぎていなくて良かった。多分昔のゆかりだったら、一個ミスったら落ち込んですごい気にしていたと思うんです。でも今は、周りとのコミュニケーションを取れるようになってきて、みんなを信頼できていたから、今回こうやって作戦を色々たてられたんだろうなあと。そういう意味で全体的に良かったなって思いました。
尾崎: 今回もSEが殆どでそんなに喋るところが無かったんですけども(笑)。そこはおいといて、居眠りしちゃって「お嬢お口が開いています」って言われるくらい無防備な感じになって、結構ゆるい部分も出てくるようになってきて、意外な部分も見えるようになって楽しいなって思っています。
茅野: 沙織としては、桃ちゃん先輩とのシーンです。おうちに行って、みんな予想していなかったようなおうちの環境が見れて、桃ちゃん先輩の事を、私自身も沙織としてもより好きになったなと思います。
渕上: さっきのBC(自由学園)怖いつながりじゃないけど、みほも今回カッコいいけどちょっと怖いシーンがあって、ほぼ無の表情で『散開』っていうところ、すごいぞくっとしました。今後もそういうみほのカッコいいシーンが見れたらいいなって思いました。
最後のあいさつ
井口: 朝早い回ですし、梅雨のこの時期ということで、お足下の悪い中ありがとうございます。ついに最終章ここまでやってきました。まだまだここから先どうなっていくのか、我々もわからない展開が待っています。是非、第3話を楽しみにして頂きつつ、1回とは言わず、何度も劇場に足を運んで頂けたらと思います。
中上: 今日はキラキラした「楽しかったよ」という顔を見せて頂いて、ありがとうございます。私は、試写で1回、白箱を1回観たのですが、一緒に観ていた2歳にもなっていない下の子が、敬礼を覚えました! このままガルパンおじさんに育てていこうと思います(笑)まだ2話ですが、何回も観て頂いて、このまま6話までお付き合い頂きたいと思います。
尾崎: 内容を知っていても、毎回、息を止めて手に汗握って観てしまう。劇場で観てほしい作品だな、と改めて思います。今回もそういう風に感じて頂けたんじゃないでしょうか。周りのみなさんにもぜひ薦めて頂いて、劇場で楽しんで頂けたらと思います。
茅野: きっと「まだなの?まだなの?」と思っていらっしゃったと思いますが、この映像を観て「待ってて良かった!」と思って頂けたのではないかなと思います。こんなに素晴らしい戦車戦を、劇場の大きいスクリーンで観られることが、本当に贅沢なことだと思いますし、最終章がまだこれから続いて行くと思うと、私自身もワクワクが止まりません。みなさん、ぜひ最後までついて来て頂ければと思います。これからも応援宜しくお願い致します。マイマイ(渕上さん)のおかげで、恵みの雨も降りましたし、第1話の雨の中みんなで頑張った先行上映会を思い出しながら、『ガルパン』も長く愛されてきたんだなと今日改めて感じられました。次は3話でお会いしましょう。
井澤: こうやって今回もみんなと一緒に舞台挨拶に来ることができて、そして新作が公開され皆さんが笑顔で観に来てくれることが、とってもうれしいです。毎回言っていますが、こうやって長く続く作品に携わることができるのは、声優としてとてもうれしいことですし、みなさんにもいつまででも好きでいてもらえるように、私自身も頑張ります。
渕上: 「少し前にアフレコをして、第2話の内容を知り、やっぱり『ガルパン』っておもしろいなと思いました。早く皆さんにそれを伝えたいと思っていましたが、取材があっても全てをひた隠しにしなければならない状況が本当に苦しくて、その思いがやっと今日ここで解放される安心感が強いです。第3話の内容を早く知りたいと思っていますが、私自身第2話を劇場で見ていないので、まずは第2話を満喫したいと思います。皆さんも、飽きるまで何回も見に来ていただけると嬉しいです。今日はありがとうございました!」
最後は、来場者も一緒に、恒例の挨拶「パンツァー・フォー!」で締めくくられた。
ガルパンとは
2012年10月よりTVシリーズ全12話を放送、2014年7月にはOVAの劇場上映、さらに2015年11月には「劇場版」も公開されたアニメーション。女子高生が戦車に乗って試合をする意外性と、ハートフルなドラマが話題と感動を呼び、劇場版は興行収入25億円を突破する大ヒットを記録。舞台となった茨城県・大洗町でも継続的な盛り上がりを見せ、訪れるファンが絶えない。
最新OVAシリーズ「最終章」第1話は2017年12月に劇場上映され、興行収入6億円を突破。その続編となる第2話が、2019年6月15日より劇場上映が開始されている。
最終章 第2話ストーリー
平和だった大洗女子学園に突如降って沸いた河嶋桃の留年騒動。AO入試で大学に入学できるよう、桃を隊長に据えて冬の大会「無限軌道杯」に挑む大洗女子チームだったが、初戦の相手・BC自由学園に思わぬ大苦戦!みほ達の、桃の未来は早くも閉ざされてしまうのか?
果たして、勝利の行方は......!?