2024年10月期。「ダンダダン」「らんま1/2」「GGO II」

集英社「少年ジャンプ+」で連載中の龍幸伸による「ダンダダン」がアニメ化。「幽霊は信じているが宇宙人否定派」のモモと「宇宙人は信じているが幽霊否定派」のオカルンが、互いに否定する存在を信じさせるために、モモはUFOスポットの病院廃墟へ、オカルンは心霊スポットのトンネルへ向かい、理解を超越した怪奇に出会う。

ユニークなデザインの怪異・宇宙人、個性的なキャラクターに、モモとオカルンのコミカルなやり取り、ド派手なアクションといった原作の持ち味を、サイエンスSARUが存分に活かしきった映像を観せてくれることに期待したい。

高橋留美子原作のドタバタ格闘ラブコメディが再アニメ化。主要キャラのほとんどが前アニメと同キャストとなり、大御所が勢揃いしている。高橋留美子作品の再アニメ化は1月に第2期が放送された「うる星やつら」に続く2作品目だ。

無差別格闘早乙女流二代目の早乙女乱馬と、天道道場三女の天道あかねは親が決めた許婚同士。しかし乱馬は、中国での修行中、伝説の修行場「呪泉郷」に落ちてしまい、水をかぶると女になってしまい、お湯をかぶると男に戻る体質になってしまっていた。

ところで完全新作“的”アニメとは……?

小学館「ビックコミックスピリッツ」にて連載されていた魚豊による同名漫画が原作。15世紀のヨーロッパ某国を舞台に、飛び級で大学への進学を認められた神童・ラファウは、フベルトという謎めいた学者と出会う。異端思想に基づく禁忌に触れたため拷問を受け、投獄されていたというフベルト。彼が研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だった——

NHK総合テレビでの放送となっているが、配信はNetflixやABEMAでも行なわれる。

実に6年ぶりとなる待望のTVアニメ第2期。第1期からスタッフも続投しており、原作者の時雨沢恵一も脚本の監修を行なっている。アニメーション制作は、第1期を制作したStudio 3Hzがアニメーション企画・制作事業をA-1 Picturesに譲渡しているため、第2期はA-1 Pictures表記になっている。

川原礫による「ソードアート・オンライン(SAO)」作中に登場するゲーム「ガンゲイル・オンライン」を舞台として、銃器マニアの時雨沢恵一が二次創作の許可を経て生まれたのが同作。第1期では、SAOのファントム・バレット編とは異なる、同作ならではの空気感がしっかりと描かれており、今回も期待大の作品だ。