ソニックブルー、64MB内蔵/リモコン付属の「Rio 600」

　株式会社ソニックブルーは、シリコンオーディオプレーヤー「Rio 600 64MB」を7月上旬に発売する。価格はオープンプライスだが、同社の米国直販サイトでは219.95ドルで販売されている。インターフェイスはUSBで、付属ソフトの対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000、Mac OS 8.6以降。

　「Rio 600 64MB」は、2000年9月に発売されたWMA/MP3対応シリコンオーディオプレーヤー「Rio 600」の内蔵メモリを32MBから64MBに増設し、新機能やリモコンを追加したモデル。フェイスプレートはブルーからパールホワイトに変更された。

　内蔵メモリが64MBになったことにより、WMA方式で最大約2時間の再生が可能。Rio 600/Rio 800兼用の32/64MBバックパックを利用でき、メモリを最大128MBまで増設可能。フェイスプレートなどの「Rio 600」用のオプションを使うこともできる。

　機能面では、ブックマーク機能、楽曲選択などを機能を追加。WMAの著作権保護技術「WMT」にも対応し、NTTコミュニケーションズの「J-POP追いかけネット」や、＠Niftyのコンテンツ配信サービス「DMS」などの音楽配信を利用できる。また、ファームウェアのアップグレードにも対応し、今後も新機能が追加される予定という。

　パッケージにはWindows/Macintosh対応ハイブリッドCD-ROMが付属。音楽データ管理ソフトウェアとしてMacintosh用に「SoundJam MP」を、Windows用に「RealJukebox 日本語版」を収録する。また、Windows用には朗読や語学学習などを目的にしたソフト「AudibleManager（英語版）」も収録されている。

【主な仕様】

• S/N比：95dB
• 最大出力：25mW
• イコライザ：プリセット7モード選択、高音/低音8段階
• 対応ビットレート：16～320kbps
• 電源：単3型アルカリ乾電池×1
• 最大外形寸法：60x24x90mm（幅×奥行き×高さ）
• 重量：約110g（電池含む）

(2001年5月31日)

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