なお、デコード機能を持っていないため、録画した番組を視聴するにはパソコンとの接続が必要になる。また、SmartVision Pro HD40の内蔵HDDに録画した番組は、早送りや倍速再生には対応しない。 番組の録画予約はパソコンからのみ可能だが、録画予約の確認は本体のLCDパネルでもできる。また、取り消しも本体のみで行なえるほか、本体のLCDパネルで本体内に録画した番組の録画日時、チャンネルなどを確認できる。 TV録画機能はSmartVision Pr2 for USBと同等で、bitcast、ADAMSなどのデータ放送にも対応。ADAMS-EPGによる録画予約もできるほか、BIGLOBEの会員はiモードによる録画予約も可能。また、タイムシフト再生や、タイムシフト後に録画を開始する「タイムシフト録画」にも対応している。 そのほかにも、録画映像をシーンの変わり目ごとに自動でサムネイル化して表示する「シーンインデックスウィンドウ」や、「短縮再生機能」、録画データを任意のファイルサイズに分割して記録する「エクスポート機能」など、SmartVision Pr2 for USB同様の機能を備える。
録画可能なビデオフォーマットは、MPEG-2とMPEG-1の2種類。MPEG-2での録画解像度は720×480/352×480ドットで、ビットレートは3/3.5/4/5/6Mbps。内蔵HDDの最大録画時間は、6Mbpsで約13時間となっている。また、MPEG-1では解像度350×240ドット、ビットレート0.5/1.15/1.5/2Mbpsが設定できる。
入力端子はアンテナ入力のほか、コンポジット映像、S映像、コンポジット音声(L/R)を1系統ずつ前面に搭載。外形寸法は121×305.5×220mm(幅×奥行き×高さ、縦置き時)、重量5kgと、SmartVision Pr2 for USBの60×200×145mm(同)に比べ、かなり大きくなっている。
□NECのホームページ (2001年7月9日) [orimoto@impress.co.jp] |
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