JPC、データ書込みに特化した44,000円のDVD-RAM/Rドライブ

　日本パーソナルコンピューター株式会社は、DVD-Rデータ書き込みソフト「PrimoDVD」を添付したATAPI内蔵DVD-RAM/Rドライブ「JP-D311FB」の予約受け付けを開始した。出荷開始は7月末頃を予定している。直販価格は44,000円。OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000に対応する。なお、当初は一般ユーザー向けの直販のみだが、順次OEM供給をしていくとしている。

　JP-D311FBは、ドライブに松下製「LF-D321JD」を使用。DVD-RAM対応のUDFシステムドライバと、DVD-R用の「PrimoDVD」をセットにした。しかし、「DVDit!」などのDVDオーサリングソフトが付属しないため、DVDビデオを作成する場合は、別途オーサリングソフトを用意する必要がある。

　今まで、DVD-RAM/Rドライブは、松下とピクセラが発表しているが、いずれもDVD-R用としてはDVDオーサリングソフトしか付属していない。そのため、DVD-ROMを作成するにはデータ書き込みソフトを購入しなければならなかった。JP-D311FBは、その逆の位置付けの製品といえる。

　なお、PrimoDVDの対応ドライブにはJP-D311FB(LF-D321JD)が含まれていないが、日本パーソナルコンピューターで動作を確認したとしている。

　価格的には、既に販売されているLF-D321JDが実売で5万円弱となっている。したがって、当面DVDビデオの作成予定がない、またはDVDオーサリングソフトを所有している場合には、安価なドライブとしてJP-D311FBを購入することが考えられる。

□日本パーソナルコンピューターのホームページ
http://www.jpcltd.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jpcltd.co.jp/docs/vclink/news010716.html
□販売ページ
http://www.rakuten.co.jp/jpc/437636/
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【5月29日】松下、世界初のDVD-RAM/R対応PC内蔵用ドライブ
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(2001年7月16日)

[furukawa@impress.co.jp]