日本マランツ株式会社は、THX Ultraフォーマット対応の7.1chAVアンプ「PS9200」を11月に発売する。標準価格は28万円。同社のピュアオーディオアンプで使用された「電流帰還型回路」を装備。SACDやDVD-Audioのマルチチャンネルソース再生に向けたピュアオーディオ指向のアンプとなっている。
本体設定や動作状況を手元で確認できるGUI双方向リモコン「RC3200」が同梱される。「RC3200」は、同社の学習リモコン「RC5000i」を簡略化したもの。
また、ノイズ対策として低インピーダンス駆動のバッファアンプや、低歪率のポリシリコン抵抗ボリューム、銅メッキシャーシを採用した。そのほか、電源回路やマイコンの制御バスをブロック毎に分離することで、ノイズ低減を図っている。 デコーダは、「THX Surround EX 7.1ch」や「DTS-ES ディスクリート 6.1/マトリックス 6.1」、「MPEG-2 AAC」も搭載。そのほか、「ドルビープロロジック II」や「DTS Neo:6」、「SRC Circle Surroud 5.1」など2chソースをマルチチャンネルに変換するデコーダも内蔵している。さらに、RS-232C端子を備えており、アップグレードや、ホームネットワークへの接続も可能。
そのほかにもHDCDデコーダや、コンポーネント出力にも対応するオンスクリーンメニューなども装備する。
【主な仕様】
また、同時にステレオパワーアンプ「SC-7S1」と、モノラルパワーアンプ「MA-9S1」も参考展示された。双方とも詳細は明らかにされていないが、本体カラーはゴールドで、発売日は2001年末。価格は未定。 両製品の開発コンセプトは、「デジタルオーディオに積極的に対応させ、2chだけでなくマルチチャンネルにも対応させていく」と説明している。
□マランツのホームページ (2001年9月12日)
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