ソニー、デジタルアンプ搭載5.1chシステム
-HT-K215も1年ぶりにマイナーチェンジ


11月10日より順次発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーマーケティング株式会社は、AVアンプと5本のサテライトスピーカー、サブウーファをセットにしたホームシアターパッケージ2製品を発売する。デジタルアンプ採用の「HT-SL7」と、アナログアンプ採用の「HT-K215R」をラインナップし、それぞれ11月10日、11月21日に発売する。

 価格はいずれもオープンプライスだが、店頭予想価格はHT-SL7が63,000円前後、「HT-K215R」が45,000円前後と見込まれる。

■デジタルアンプ搭載「HT-SL7」

 HT-SL7のAVレシーバ部には、フルデジタルで音声信号処理を行なう「S-Masterデジタルアンプ」を搭載。電力効率が高いため、出力段の発熱が小さくなり総合出力500Wでありながら、高さ83mmのスリムなデザインを実現している。

 ドルビーデジタルとDTSに対応し、音場処理にはソニー独自のデジタルシネマサウンドを採用。「シネマスタジオA/B/C」モードが用意され、「映画音楽の編集を行なうソニー・ピクチャーズエンタテインメントのダビングスタジオの音響特性を再現可能」としている。

 入力端子は、同クラスの製品としては豊富な、光デジタル2系統、同軸1系統、アナログ1系統、5.1chアナログ1系統を装備している。



■1年ぶりのマイナーチェンジ「HT-K215R」

 HT-K215Rは、2000年10月発売の「HT-K215」のマイナーチェンジモデル。サブウーファのスピーカー面を正面に配置したほか、サテライトスピーカーもユニットを新開発するなどして、「音質面でのブラッシュアップを図った」という。

 また、従来黒だったサテライトスピーカーのネットも、同社製テレビ「WEGA」にあわせたシルバーに変更された。

 それ以外の基本的な仕様は従来モデルと同じで、ドルビーデジタルとDTSのデコーダを内蔵し、総合出力175W。入力端子は、光デジタル2系統、アナログ2系統、アナログ5.1ch1系統を装備する。



【主な仕様】
HT-SL7HT-K215RHT-K215
(参考)
形式ドルビーデジタル/DTSデコーダ内蔵AVアンプ、FM/AMチューナドルビーデジタル/DTSデコーダ内蔵AVアンプ
周波数特性20~20kHz±0.5dB10~20kHz+0.5dB/-2.0dB
SN比96dB96dB(アナログ)
100dB(デジタル)
96dB
光デジタル入力2系統
同軸入力1系統
アナログ入力1系統2系統
5.1ch入力1系統
アナログ出力1系統サブウーファ出力1系統
実用最大出力(JEITA)100W×535W×5
消費電力約98W約100W
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
430×289×83mm215×297×60mm
質量約3.1kg約4.2kg
【サテライトスピーカー】
使用ユニット8cmコーン5cmコーン
公称インピーダンス
最大入力100W60W
実効周波数帯域160Hz~20kHz150Hz~20kHz
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
92×115×133mm76×86×100mm
質量約1.0kg約0.4kg
【サブウーファ】
使用ユニット20cmコーン16cmコーン
公称インピーダンス
実用最大出力
(JEITA)
50W
実効周波数帯域28Hz~200Hz32Hz~250Hz
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
270×385×325mm240×362×282mm240×355×285
質量約10.0kg約8.0kg約9.0kg

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200109/01-0920A/
□関連記事
【3月14日】3万円前後の低価格5.1chシステム聴き比べ、ソニー「HT-K215」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010314/zooma02.htm

(2001年9月20日)

[furukawa@impress.co.jp]

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