シャープ、1ビットデジタルアンプ採用5.1ch DVDシステム ―ドルビープロロジック II、MP3再生にも対応

11月19日発売 標準価格：12万円 連絡先：西日本相談室 　　　　Tel.06-6621-4649 　　　　東日本相談室 　　　　Tel.043-297-4649

　シャープ株式会社は、独自の「1ビットデジタルアンプ」を採用した「Auvi」(アウヴィ)シリーズの新製品として、5.1ch再生システムの「SD-AT100」を11月19日に発売する。価格は12万円。

　DVDプレーヤーとアンプを一体化した本体部と、サテライトスピーカー×4個、センタースピーカー、パッシブサブウーファで構成された5.1ch再生システム。再生可能なディスクは、DVD-Video、ビデオCD、プレスCD、CD-R/RWで、CD-R/RWに記録したMP3の再生も可能。また、ドルビーデジタル、DTS、AAC、ドルビープロロジック IIのデコーダを本体に搭載している。

　アンプ部には、独自の「1ビットデジタルアンプ」を採用。アナログ信号を2.8MHzレートでサンプリングし1bit信号を増幅、その後7次ΔΣ変調によるノイズシェーピングを行なう方式で、「音の立ち上がりの速さや滑らかさを高品位に再現する」としている。また、ΔΣ変調のために専用の「高精度1チップΔΣ変調LSI」を搭載した。

同社液晶テレビ「AQUOS」との組み合わせ例

　実用最大出力は25W×6ch(フロントL/R、センター、リアL/R、サブウーファ)。また、映画、音楽それぞれに「MOVIE」、「MUSIC」というサラウンドモードを設けたほか、小音量時でも豊かな臨場感を得られるという「NIGHT」モードを搭載している。

　映像出力はD1端子×1系統、S映像端子とコンポジットを各2系統装備し、映像入力はS映像×2系統、コンポジット×2系統を搭載。光デジタル端子による音声の入出力(各1系統)も行なえる。スピーカーケーブルは色分けソケット式。なお、付属のサブウーファはパッシブ型だが、他のアクティブ型サブウーファを接続するためのサブウーファ用プリアウトも搭載している。

　フロントスピーカーとセンタースピーカーは2Way2スピーカーで、ユニット径は8cmと4cm。リアスピーカーはフルレンジの8cm径で、サブウーファの口径は16cmとなっている。

　本体部の外形寸法は450×115×152mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.6kg。付属のリモコンは、パネル前面のボタンで基本操作を行ない、背面スライド内のボタンで詳細設定に対応する。

【主な仕様】

●本体部

• 再生対応ディスク：DVD-Video、ビデオCD、プレスCD、CD-R/RW
• 映像SN比：60dB以上
• 周波数特性(プレーヤー部)：20Hz～20kHz(＋1、-3dB)
• 実用最大出力：25W×6ch(フロントLR、センター、リアLR、サブウーファ)
• 映像入力：S映像×2系統、コンポジット×2系統
• 映像出力：D1×1系統、S映像×2系統、コンポジット×2系統
• 音声入力端子：光デジタル×1系統、アナログ×1系統
• 音声出力端子：光デジタル×1系統、アナログ出力×1系統、ヘッドフォン×1系統
• 消費電力：75W
• 最大外形寸法：450×115×152mm
• 重量：約4.6kg

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/010925-1.html
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(2001年9月25日)

[orimoto@impress.co.jp]