主催はDVD+RWアライアンスのコア企業となる株式会社リコー、ソニー株式会社、ヤマハ株式会社、三菱化学株式会社、アメリカのDell Computer、Hewlett-Packerd、オランダのPhilips、フランスのThomson multimediaの8社。 プレスブリーフィングは、同日に行なわれたセミナーを受けて行なわれたもので、セミナーには80社、205人が参加したという。 冒頭ではDVD+RWアライアンスと、DVD+RW規格の概要を説明。DVD+RWと、既存のスタンプDVDメディア、DVD-ROMや、民生機、PC機器間の互換性などをアピール。また、「現段階では社名は明かせないが、有力メーカー4社がアライアンスに加入申請を行なっている」として、新たな動きも見せている。 互換性については、各社で検討するグループが存在することを明らかにし、同グループによる検証で「高い互換性を示した」としていたが、具体的なパーセンテージは「同グループ加入の全企業の同意がないと明かせない」と言葉を濁していた。 概要説明ののちに、DVD+RWの実機を使ったデモも行なわれた。PC機器はリコー製DVD+RWドライブ「MP5120A」を、民生機はフィリップスが8月に欧州で発売した「DVDR1000」を使用。PC/民生機間でそれぞれ作成したメディアを交換しての再生や、ファイナライズ後の追記、バックグラウンドフォーマットなどをアピールしていた。 互換性がない機種がある理由についても説明があり、「反射率などのマージンの取り方がまちまちで、機種によってはDVD+RWメディアがマージンを外れている場合がある」としていた。
ソニーは12月にワールドワイドでPC用のDVD+RWドライブ、メディアを発売するとしていた。しかし、「+RW/-RWのコンボドライブになるのか?」、「日本での発売はあるのか?」との質問に対して、「検討中」と答えるにとどまった。 また、「民生用DVD+RWデッキについてはCES、CeBITで発表した通りで、-/+のコンボドライブにするか、日本で発売するかも含め現在検討中。DVD-RWは継続していく」と、歯切れの悪い回答に終始した。 ヤマハは、民生用DVD+RWデッキを2002年の春から夏にかけて発売予定。しかし、発売地域については「北米、ヨーロッパ市場」としており、日本での発売予定がないことを暗示させた。
□DVD+RWアライアンスのホームページ(英文)
□関連記事 (2001年10月12日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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