「DET」は、480i/480p/720p/1080iの各ソースを1440iにアップコンバートして表示する技術。今回発売の2機種は搭載第1弾となるもので、シリーズ名は「1500iシリーズ」とされている。なお、「DET」技術はPCからのXGA(1,024×768ドット)入力にも対応しているが、今回発売のモデルではPC入力は非対応。 同社では、「デジタルホームシアターの核となるテレビディスプレイとして、フイルム映像により近づいた奥行きのある高画質を再現。また、データ放送なども文字までクッキリと読み取れる高精細映像を実現した。本格化するデジタルホームAV時代に今までにない新しい価値を提供していけるものと確信している」と説明している。 ブラウン管には同社の「ファインピッチブラウン管」の周辺フォーカスをさらに向上させた「新リアルファインピッチブラウン管」を採用。映像回路はBSデジタル放送の30MHz帯域に対応した「新リアルHDレンジCRTドライバー」を搭載している。
マルチ画面表示は、BSデジタル放送と現行放送や、プログレッシブDVDと現行放送など、異なる入力ソースを2画面で表示できる「新マルチ画面」を搭載。「DET」により、480i放送ならば縦方向に3画面をそのまま表示できる。 また、任意部分を4倍に拡大する「どこでもズームアップ」、部屋の明るさに合せて画面の明るさを自動調整する「デジタルE.E.センサー」、マニュアル調節機能「シアタープロ設定」などの調節機能も備えている。
発表会では、同社のプログレッシブテレビ「HV-36PZ8」を比較対象にしたデモが行なわれていたが、DVD映像ではビルの窓枠など、ジャギーが目立つ部分で特に滑らかに表示されていた。
【主な仕様】
□ビクターのホームページ (2001年10月17日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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