カシオ、カラー液晶モニタを搭載した新型リストカメラ


11月23日発売

標準価格:オープンプライス

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 カシオ計算機株式会社は、腕時計型デジタルカメラ「リストウォッチ」の新製品「WQV-10」を11月23日に発売する。メタルバンドの「WQV-10DJ」と、樹脂(ブラック)バンドの「WQV-10J」の2種類をラインナップし、価格はオープンプライスとなっている。店頭予想価格は「WQV-10DJ」が33,000円前後、「WQV-10J」が3万円前後になる見込み。パッケージにはパソコンリンクソフトと、画像閲覧・編集ソフト「デジカメNinja 2001」が同梱されている。

 「WQV-10」は、176×144ドットのフルカラー画像を撮影できる腕時計型のデジタルカメラ。初めてカラー撮影に対応した「WQV-3」が7月に発売されたが、「WQV-10」はその後継機となる。バンド部を除いた本体部の外形寸法は39.3×51.1×18.2mm(幅×奥行き×高さ)。バンドを含めた重量は、メタルバンドの「WQV-10DJ」が106g、樹脂製バンドの「WQV-10J」が47gとなっている。

WQV-10、赤外線通信アダプタ

 メモリとして1MBを内蔵し、約100枚の画像を本体に保存可能。パソコンとの接続は赤外線(IrDA準拠)で行ない、「WQV-10」同士の接続も可能。また、USB接続の専用赤外線通信アダプタ(標準価格1万円)も用意される。

 「WQV-3」との主な変更点は、モニタに78×60ドットの反射型STNカラー液晶を搭載したこと。モノクロ液晶だった「WQV-3」に対し、撮影画像をカラーで確認できるようになった。液晶モニタの表示サイズは20×20mm。

 また、時計表示もカラーとなり、同社では「世界初のカラー表示のデジタル時計」としている。時刻表示は6カラーパターンから選択可能。さらに、カレンダー表示は特定日の色表示を任意に設定できる。電源はCR2032で、約6ヵ月間の使用が可能(基本時計表示の場合)。

時計表示 カレンダー画面 撮影ファインダ時

 撮像素子は2.5万画素のCMOSイメージセンサ。レンズは単焦点だが、2倍のデジタルズームが行なえる。シャッタースピードは1/5.5~1/1,660秒。

 なお同社では、PDA、ゲーム機、携帯電話など、赤外線による画像データの送受信が可能な機器を今後拡大するとしている。また、バンダイの携帯ゲーム機「ワンダースワン」との連携も予定されている。

□カシオのホームページ
http://www.casio.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/wqv_10.html
□関連記事
【6月29日】カシオ、カラー撮影が可能になった腕時計型デジタルカメラ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010629/casio.htm

(2001年10月30日)

[orimoto@impress.co.jp]

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