「WQV-10」は、176×144ドットのフルカラー画像を撮影できる腕時計型のデジタルカメラ。初めてカラー撮影に対応した「WQV-3」が7月に発売されたが、「WQV-10」はその後継機となる。バンド部を除いた本体部の外形寸法は39.3×51.1×18.2mm(幅×奥行き×高さ)。バンドを含めた重量は、メタルバンドの「WQV-10DJ」が106g、樹脂製バンドの「WQV-10J」が47gとなっている。
メモリとして1MBを内蔵し、約100枚の画像を本体に保存可能。パソコンとの接続は赤外線(IrDA準拠)で行ない、「WQV-10」同士の接続も可能。また、USB接続の専用赤外線通信アダプタ(標準価格1万円)も用意される。
「WQV-3」との主な変更点は、モニタに78×60ドットの反射型STNカラー液晶を搭載したこと。モノクロ液晶だった「WQV-3」に対し、撮影画像をカラーで確認できるようになった。液晶モニタの表示サイズは20×20mm。 また、時計表示もカラーとなり、同社では「世界初のカラー表示のデジタル時計」としている。時刻表示は6カラーパターンから選択可能。さらに、カレンダー表示は特定日の色表示を任意に設定できる。電源はCR2032で、約6ヵ月間の使用が可能(基本時計表示の場合)。
撮像素子は2.5万画素のCMOSイメージセンサ。レンズは単焦点だが、2倍のデジタルズームが行なえる。シャッタースピードは1/5.5~1/1,660秒。 なお同社では、PDA、ゲーム機、携帯電話など、赤外線による画像データの送受信が可能な機器を今後拡大するとしている。また、バンダイの携帯ゲーム機「ワンダースワン」との連携も予定されている。
□カシオのホームページ (2001年10月30日) [orimoto@impress.co.jp] |
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