デノンラボ、Infinityスピーカー「Kappa」の新シリーズ


Kappa 600、400、200
12月1日より順次発売

標準価格:「Kappa 600」13万円
     「Kappa 400」10万円
     「Kappa 200」7万円
     「Kappa Stand」4万円
     「Kappa Center」9万円
     「Kappa Sub」15万円
     (価格はすべて1台)

連絡先:デノンラボ
    Tel.03-3891-1135



 株式会社デノンラボは、米Infinity Systemsのスピーカー「Kappa(カッパ)シリーズ」の新ラインナップを発表した。トールボーイの「Kappa 600」と「Kappa 400」、ブックシェルフの「Kappa 200」、Kappa 200用スタンド「Kappa Stand」の4製品を12月1日に発売する。また、2002年2月1日にはセンタースピーカーの「Kappa Center」、アクティブサブウーファの「Kappa Sub」も発売。

 価格は「Kappa 600」が13万円、「Kappa 400」が10万円、ブックシェルフの「Kappa 200」が7万円、センターの「Kappa Center」が9万円、アクティブサブウーファの「Kappa Sub」が15万円。スピーカーはすべて1台のみの価格となっている。Kappa Standはペアで4万円。

Kappa 600の内部構造

 新素材、新テクノロジーを採用したという新しいKappaシリーズで、今回のモデルチェンジで5世代目となった。用途の1つとしてホームシアターでのマルチチャンネル再生を見据えているが「ベースはあくまでピュアオーディオ再生」とし、「幅広い周波数帯域、低歪み、ダイナミックなプレッシャーなどシリーズの伝統を一段と昇華した」としている。

 シリーズ共通のフロントバッフルは、傾斜角度5°、厚さ40mmのものを採用。各ユニットでボイスセンターを合わせている。また、前側面はラウンド形状で、音の回折、干渉に効力を発揮するという。表面は桜材仕上げ。

 ツィータとミッドレンジには新開発の「C.M.M.D.(Ceramic Metal Matrix Diaphragms)コーン」を採用。シリーズ共通で同一素材を使用し、「優れたボイスマッチングが得られる」としている。スピーカーターミナルはバイワイヤリングにも対応する。

 サブウーファの「Kappa Sub」は、リスニングルームの共振を制御し、特定の周波数で発生する低音のピークを抑えるという「R.A.B.O.S.(Room Adaptive Bass Optimazation System)」を採用。「ブーミーな音を補正する」という。内蔵アンプの出力は220W。

【主な仕様】
 Kappa 600Kappa 400Kappa 200Kappa CenterKappa Sub
価格(1台)13万円10万円7万円9万円15万円
形式3Way3スピーカー3Way4スピーカー
防磁設計×
ユニット25mmツィータ×1
170mmミッドレンジ×1
250mmウーファ×1
25mmツィータ×1
100mmミッドレンジ×1
170mmウーファ×2
250mmウーファ×1
入力インピーダンス
再生周波数帯域30Hz~27kHz40Hz~27kHz50Hz~27kHz25Hz~可変
クロスオーバー100Hz/3kHz3kHz400Hz/3kHz40~130Hz可変
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
220×425×950mm220×410×850mm220×360×365mm625×270×185mm450×420×425mm
重量32.5kg29kg12.5kg15kg31.5kg

□デノンのホームページ
http://denon.jp/
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/n_055.html
□関連記事
【9月28日】「2001東京インターナショナルオーディオショウ」が開幕
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010928/ina.htm

(2001年11月20日)

[orimoto@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.