展示はハイエンドオーディオ機器が中心。10万円代からの製品が多く、100万円を超えるものも多数見受けられる。また、5.1ch用機器よりもステレオ再生製品が目立ち、発売から時間の経過した製品も多く展示されているのが特徴的。とはいっても、目を引くのは新製品の展示である。
10月下旬発売予定のD/Aコンバータ「D-70」は、192kHzまでの入力に対応すると共に、768kHzまでのアップコンバートも可能。IEEE 1394入出力にも対応するという。予価は80万円。
11月発売予定で、予価は2Wayブックシェルフの200が75,000円/1本、3Wayフロアスタンディングの400が11万円/1本、3wayフロアスタンディングの600が13万円/1本。
アキュフェーズでは、6chプリアンプと各種入出力端子、デコーダなどを内蔵した「ビジュアル・サウンド・プロセッサー VX-700」を展示。デコーダは、DTS/ドルビーデジタル/ドルビープロロジック II/AAC/SRS Circle Surround II/SRS TruSurroundに対応し、D4×2、コンポーネント(RCA/BNC×3)×1などの入力、コンポーネント出力(RCA/BNC×3)×1などの端子を装備。別売オプションにより、ラインダブラやIEEE 1394端子も内蔵できる。価格、発売日はともに未定。 オルトフォンは、近日発売のベルトドライブ式ターンテーブル「PRO-JECT RPM-9(198,000円)」や、2Wayブックシェルフスピーカー「Concorde 139/1614(6万/8万円)」などを展示。「純銀コート」を前面に押し出したコンポーネント/D端子ケーブル(各6,000円)も目を引いた。
会場で人気が高かったのはハイエンドスピーカー。各社がデモンストレーションを行なうと人が集まり、満員になるブースも多い。目に付いたのは、リンの「KOMRI」、B&W「Signature」シリーズを扱うマランツ、B&W「Nautilus 801」をスピーカーに使ったアキュフェーズの製品群、「Mclntosh」製品中心のエレクトリなど。 また、PA用機器でデモを行なうメーカーもあり、「Electro Voice」製品を扱うEVIオーディオジャパンでは、映画館用スピーカーシステムでデモを行なった。各ブースは会議室を利用しているので防音効果があり、比較的大音量でのデモを行なえるため、多くのオーディオファンの興味を引いたようだ。 また、ハーマンインターナショナルはJBL「Ploject K2 S9800」スピーカーをメインにしたデモに注目が集まっており、取り出したドライバ部や、Mark LevinsonとJBLがコラボレートした専用セパレートアンプ「No.434L/436L」なども展示して「K2」をアピールしていた。
5.1chシステムの展示もあり、ボーズは新製品として「LS-PRO」/「55WER/-S」/「161B/W」を展示。ほかにも「WestBorough」シリーズスピーカーなどをアピールしていた。 その他にも、AR「HC6(148,000円/セット)」、HECO「Vogue 5.1A(89,800円/セット)」などの5.1chシステム新製品を展示したレコトン・ジャパン、マウンタ付きスピーカー「EVID」シリーズを展示したEVIオーディオなどが5.1ch製品をアピール。JBL製品を扱うハーマンや、リンなどは、5.1ch向け製品で1ブースを確保していた。
(2001年9月28日) [fujiwa-y@impress.co.jp] |
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