2002 International CES会場レポート
~ ポータブルオーディオ編:20GB HDD内蔵プレーヤー「Rio Riot」ほか ~


Rio Riotを手にするソニックブルーの花田友章社長
会期:1月8日~1月11日(現地時間)

会場:Las Vegas Convention Center
   Las Vegas Hilton Hotel
   Alexis Park Hotel



 前日のThomson編でも10GB HDD内蔵型のMP3PRO対応プレーヤーの記事を掲載したが、そのほかにも、2002 International CESの会場には、ポータブルオーディオプレーヤーがたくさん展示されている。今回はその中から、特徴ある製品を紹介する。


■ SONICblue、20GB HDD内蔵「Rio Riot」を発表

 米SONICblueは2002 International CESで、HDD内蔵型のポータブルWMA/MP3プレーヤー「Rio Riot」を発表した。価格は399.95ドル。

 Rio Riotは、20GBのHDDを搭載したポータブルオーディオプレーヤー。WMAとMP3の再生に対応するほか、FMチューナも内蔵している。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9.0.4~Mac OS X 10.1。電源には専用の充電池を使用し、連続使用時間は10時間としている。

本体は多少大きめ。ディスプレイはバックライト付き 背面はすっきりしている。黒い溝のようなものはゴム足 本体側面。弧を描いているため意外にに持ちやすい。重心は中央付近にある

 外形寸法は139.7×95.3×31.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は250g。ポータブルプレーヤーとしては少し大きめだが、日本法人の株式会社ソニックブルー社長、花田友章氏は「常に持ち歩くデバイスではなく、インドアでの使用比率を高く見ている。PCを起動することなく音楽を楽しめるという魅力を再確認できる製品なのでは」とコメントしている。

 MP3の対応ビットレートは64/96/128/160/192/256/320kbps。128kbpsの場合、音楽CD400枚分、5,000曲の記録が可能。また、本体中央には大型のバックライト付き液晶ディスプレイが装備されており、表示される情報もRioシリーズ随一の豊富さとなっている。

 主な操作は、右側のダイヤルと左側の円形カーソルボタンで行なう。両手で持つか、机などに置いて操作することをが想定されているようだ。背面には縦長のゴム足がついており、やはり、常時携帯するというより、スピーカーをつなぐなど据え置き型のような使用法に重点が置かれていると感じた。

 また、従来のRioシリーズを超える大量の楽曲を収めることができるため、「Rio DJ」という新しい管理機能が搭載された。これは、ユーザーが聞いた曲を自動的に記録し、プレイリストが生成されるというもの。また、タイトル名やアーティスト名といったID3タグをキーにした検索も従来通り行なえる。

 展示品にはリモコンが装備されていなかったが、花田社長は「リモコンや日本語表示については、日本人としても日本での要求は十分理解しているので、その方向で検討しているが、現時点で日本向けの仕様はすべて未定」と述べている。


■ Philips、MP3も聞けるピクチャーCDプレーヤー

 米Philipsは、コダックのピクチャーCDを再生するためのポータブルプレーヤー「Photo eXpanium EXP601」を発表した。価格は199ドルで、米での発売時期は4月。なお、日本での発売予定は未定となっている。

 ピクチャーCDとは、撮影済みの銀塩フィルムの画像をEastman Kodak系列の写真店経由でデジタル化し、CD-ROMに記録したもの。日本ではコダック株式会社の系列販売店で受け付けている。フォトCDをより一般向けにしたもので、ピクチャーCD内には自動的に起動するアプリケーションや、簡単な編集機能も搭載している。

 EXP601は、PCを使わずにピクチャーCDを、コンポジット出力端子で接続したテレビで閲覧するためのプレーヤー。画像の回転、切り抜きなど、ピクチャーCDで行なえる機能はほとんど使用できるという。操作は付属の赤外線リモコンで行なう。

 また、ピクチャーCDの再生だけでなく、CD-R/RWに記録したMP3とMPEG-AACの再生も可能。音楽再生時には、本体上面の液晶ディスプレイにトラックネームが表示される。

ピクチャーCDプレーヤーの「Photo eXpanium EXP601」 ピクチャーCDの編集機能はほとんどカバーできる こんな小さな8cm CD-R MP3プレーヤーもあった。「Pocket eXpanium EXP431」


■ imation、CD-Rドライブとしても使える8cm CDプレーヤー

 imationは、185MBの8cm CD-Rドライブとしても使用するポータブルプレーヤー「RipGo!」を出展した。PCからダウンロードしたWMA、MP3、WAVの各ファイルを、RipGo!で記録/再生することができる。すでに米では発売済みで、価格は394ドル。

 PCとはUSBで接続し、電源には専用リチウム充電池を使用。充電時間は3時間、連続使用時間は5時間となっている。OSはWindows 98/Me/2000、Mac OS 8.6以上に対応する。

 CD-Rへの書き込みは最大4倍速で、読み出しは8倍速。また、音飛び防止用に8MBのバッファメモリを搭載している。この製品は、ブースでの展示だけでなく、バス乗り場の頭上など、様々な場所に広告を展開していた。そのためか、かなり多くの人がRipGo!の前で足を止めていた。

日本国内で売っている8cm CD-Rプレーヤーより一回りほど小さい CD-Rは、本体幅のぎりぎりに収まっている 厚さは1cmほど。左のスイッチはホールド用

 このほかimationブースでは、東芝と共同開発した500MBメディア「Dataplay」用のポータブルプレーヤーも展示されていた。

まだ発売されないDataplayメディア。価格は500MBで10ドルを予定 Dataplayの小ささに比べると、プレーヤーのサイズは大きめ

□2002 International CESのホームページ
http://www.cesweb.org/

(2002年1月12日)

[orimoto@impress.co.jp]

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