発売日はすべて1月26日。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「PVC-MXS2RL7」(17型TFT液晶ディスプレイ付き)が39万円前後、「PCV-MXS2R」(液晶ディスプレイなし)が31万円前後、「PCV-MXS2L5」(15型TFT液晶ディスプレイ付き)が30万円前後、「PCV-MXS2」(液晶ディスプレイなし)が25万円前後になる見込み。
VAIO MXシリーズは、ミニタワー型のケースに、アナログアンプ、Net MD対応MDレコーダ、MGメモリースティックスロット、光ドライブ、TV/FMチューナを内蔵した音楽再生用途向けのデスクトップPC。バスレフ型の2Wayスピーカーも付属する。音楽再生用の装備のほか、テレビチューナやハードウェアMPEG-2エンコーダカードといったビデオ系のパーツも搭載している。 今回発表したモデルは、2001年10月に発売した「PCV-MXS1」のマイナーチェンジ版。CPUを強化したほか、HDDを80GBから120GBへと変更。さらに上位シリーズのPCV-MXS2Rには、DVD-RW/Rドライブを採用している。 サウンドボードには独自開発の「Sony Digital Audio System」を使用。再サンプリング・ミキシングを行なわず「サウンドボードに起因する音の劣化を排除した」としている。アンプはアナログで、実行出力は20W×2ch。再生時には、6バンドのパラメトリックイコライザも適用できる。 また、音楽用ソフトとして「Sonic Stage Premium 1.1」を搭載している。ATRAC3、WAV、MP3、WMAに対応し、各メディアからの録音、HDDでの再生のほか、MDへの転送も可能。転送時には、高速な著作権保護付きの高速転送規格「Net MD」を使用できる。また、音場プログラム「AirSampler」も内蔵し、ボーカルキャンセルやピッチチェンジなども行なえる。 映像用には、テレビ録画ソフト「Giga Pocket」や、DV取り込みソフト「DVgate」などを添付。DVD-RW/Rドライブを搭載したPCV-MXS2Rシリーズのみ、DVD作成ソフト「Simple DVD Maker」が付属する。
PCV-MXS2RとMXS2のそれぞれにWORKS仕様をラインナップし、1月28日より先行予約を開始する。価格は未定だが、通常モデルより1万円程度高くなる見込み。 VAIO MX WORKSは、パーツを厳選したというアンプ「Gold Amp」を採用した特別仕様。音の輪郭を表現する傾向にある通常仕様に対し、WORKSでは広がりや定位の再現を重視。「大人の音を楽しめる仕様」としている。ライン入出力端子も金メッキとなる。
またWORKSのみ、Monitor PCのスピーカーケーブルが付属する(2m×2本)。OFCの芯線1本ずつ純銀コーティングを施したもので、ケーブル長は2m(2本が付属)。
【主な仕様】
□ソニーマーケティングのホームページ(Sony Drive) (2002年1月17日) [orimoto@impress.co.jp] |
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