富士通ゼネラル、AVM搭載の61V型プラズマディスプレイ


2月21日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:映像情報事業部販売推進部
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 株式会社富士通ゼネラルは、61型プラズマディスプレイ「PDS6101」を2月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は250万円前後の見込み。パネルには、解像度1,365×768ドットの61V型パネルを採用。同社では「世界最大級」としている。

 ビデオプロセッサには、「動き適応IP変換処理」、「拡大/縮小フィルタ」、「拡大追従型輪郭強調処理」、「カラーマネジメント機能」といった機能と、それらを映像ソースごとに再配置可能な「高精細デジタルマルチコンバージョン(HDDMC=High Definition Digital Multi Conversion)方式」などを採用。これらを1チップ処理する同社開発のPDP専用フルデジタル・ビデオプロセッサ「AVM(Advanced Video Movement)」を搭載している。

 画質調節機能として、劇場の明るさを想定し、入力映像レベルにより信号処理パラメーターや放電タイミングもコントロールする「ファインモード」のほかに、「ダイナミック」、「リアル」など計6種類の映像モードを装備。さらに色温度をRGB各色256レベルで、ノイズリダクション4レベルの調節も可能。また、2×2の4画面、3×3の9画面を構成できる「マルチパネル」にも対応できる。

 入力端子は、コンポジット(BNC)×1系統、S映像×1系統、D-Sub15ピン(アナログRGB)×1系統、BNC×5(アナログRGB、コンポーネント兼用)×1系統、DVI-D×1系統、ステレオRCA音声入力×3系統を搭載。加えて、国内仕様モデルのみD4端子を1系統を装備。そのほかにもスピーカー出力×1系統、コントロール用のRS-232C(D-Sub9ピン)×1系統も備えている。

 なお、本体には「61V型で最大出力」(同社)という、出力20W×2(4Ω)のΔΣ1bit方式デジタルアンプも搭載している。

 また、オプションスピーカー「P-61SP01H/S」も同時発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後の見込み。4ウーファ、1ツイータ構成で、再生周波数帯域は65~30,000Hz。定格入力が30W、最大入力が100W。外形寸法99×95×862mm(幅×奥行き×高さ/1本)、重量3.8kg/1本となっている。

             
主な仕様
画面サイズ  1,351×760mm
(対角61インチ)
アスペクト比 16:9
解像度 1,365×768ドット
表示色 1,677万色
入力端子コンポジット(BNC)×1系統、S映像×1系統
D-Sub15ピン(アナログRGB)×1系統
BNC×5(アナログRGB、コンポーネント兼用)×1系統
DVI-D×1系統、ステレオRCA音声入力×3系統
その他端子スピーカー出力×1系統
コントロール用RS-232C(D-Sub9ピン)×1系統
消費電力 655W
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
1,452×119×862mm
質量 61kg

□富士通ゼネラルのホームページ
http://www.fujitsugeneral.co.jp/index.html
□ニュースリリース
http://www.fujitsugeneral.co.jp/japanese/koho/0201/PDS6101/PDS6101.htm
□関連記事
【2001年11月15日】富士通ゼネラル、D4端子搭載の42/50型プラズマディスプレイ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011115/fgeneral.htm

(2002年1月30日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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