アドビ、9,800円の動画編集ソフト「Premiere LE」

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　アドビシステムズ株式会社は、動画編集ソフト「Premiere」の機能を限定した入門者用バージョン「Premiere LE」を3月1日に発売する。価格はオープンプライスだが、同社の直販サイトであるアドビストアでは9,800円で販売される。対応OSはWindows Me/2000/XP。

　「Premiere LE」は、動画編集ソフト「Premiere 6.0」(69,500円 )と同一のエンジンを搭載しながら、機能を限定することで低価格化したエントリーユーザー向けの製品。ユーザーインターフェイスもほぼ同じで、「Premiere LEの操作やテクニックは、Premiereでもそのまま活かすことができる」としている。なお、ユーザーガイドに加え、ビデオ編集の手順を解説したハンドブックが同梱され、ハンドブックに沿ったプロジェクトファイルも用意されている。

　同社では、「Premiereに搭載されている機能のうち、一般的な用途に必要とされる機能を厳選して搭載した」としており、「ストーリーボードウインドウ」などを備えるほか、DVをネイティブサポートしている。また、タイトル作成ツールも付属する。

　しかし、バッチキャプチャや、バッチ処理コマンドなどの一括処理や、ビデオフィルタなどが利用できず、トランジション、入出力フォーマットの種類が削減されている。また、オーディオ編集機能も、オーディオミキサーが搭載されておらず、DirectXオーディオプラグインが非サポートとなっている。

(2002年2月4日)

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