ビクター、5倍モードも搭載したBS内蔵S-VHSデッキ


HR-VT600
3月上旬発売

標準価格:オープンプライス

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 日本ビクター株式会社は、BSアナログチューナ内蔵のS-VHSビデオデッキ「HR-VT1600」を3月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,000円前後になる見込み。

 同時に、HR-VT1600からBSアナログチューナを省略した「HR-ST600」も発売する。同じくオープンプライスだが、店頭予想価格は30,000円前後と見られる。

HR-ST600

 HR-V1600は、「4つのデジタル3次元回路」や「デジタルワイドTBC」といった高画質化回路を搭載したBSアナログチューナ付きS-VHSビデオデッキ。2時間テープで10時間録画が可能な「5倍モード」も使用できる。また、従来機と比較し、表示パネルの文字が35%大きくなっている。

 その他に高画質化機能として、VHSテープで解像度400本以上の記録が行なえる「S-VHS ET」や、テープのクオリティを引き出すという「テープレベルアップ」、再生画質を6種類から選べる「ピクチャーセレクト」も装備。ヘッドには、3倍モードでも高画質で記録できるという「エクストラ19ミクロンヘッド」を搭載している。

 また、検索・頭出し機能の「トリプルナビ」には、録画済番組を8つまで一覧表示する「ビデオナビゲーション」や、ボタン1つで予約録画済み番組を巻き戻して自動再生する「留守録ナビ」、前後9番組までの頭出しが可能な「頭出し再生」などを装備。さらに、BS/CSチューナと連動してタイマー録画できる「BSデジタルリンク予約」を搭載する(別売のミニプラグコードが必要)。

 そのほか、400倍の高速巻き戻しや音声付き1.5倍速再生、オートCMカット、オート電源オフといった機能を使用できる。

 映像入力はS映像/コンポジットを3系統、映像出力はS映像/コンポジットを1系統備える。外形寸法は400×270×94mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.5kg。

 HR-ST600は、HR-VT600からBSアナログチューナを省略したモデルで、その他の仕様に大きな差異はない。ただし、消費電力はVT600の17Wに比べ若干低く、15Wとなっている。

主な仕様
 HR-VT600HR-ST600
受信チャンネルVHF 1~12ch
UHF 13~62ch
CATV C13~C63
BS 1~15ch
VHF 1~12ch
UHF 13~62ch
CATV C13~C63
映像入力S映像/コンポジット(3系統)
映像出力S映像/コンポジット(1系統)
消費電力17W
(BSアンテナ使用時24W)
15W
外形寸法400×270×94mm(幅×奥行き×高さ)
重量3.5kg

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/products/vcr/HR-VT600.html
□関連記事
【2001年8月2日】ビクター、編集機能を強化したBS内蔵S-VHSデッキ
―ゴーストリダクションチューナを搭載し、アフレコも可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010802/victor.htm
【2001年5月10日】ビクター、BSチューナ内蔵タイプなどS-VHSデッキ5機種
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010510/victor.htm

(2002年2月6日)

[orimoto@impress.co.jp]

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