日立、SD→HD変換が可能なBS/110度CSデジタルチューナ
―コンポーネント出力端子やAVセレクタ機能も搭載


4月1日発売

標準価格:オープンプライス

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 株式会社日立製作所は、BSデジタル放送と110度CSデジタル放送に対応したデジタルチューナ「BCS-DH2200」を4月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後になる見込み。

 BCS-DH2200は、110度CSデジタル放送とBSデジタル放送の両方を受信できるデジタルチューナ。同社製プロセッサのSH-4と64MBメモリの搭載により、EPGなどの高速表示を実現したとしている。

 1080i/720p/480p/480iの各信号に対応。ただし、出力は1080i/480p/480iに固定される。また、映像処理回路には、同社のプラズマテレビと同じ「アドバンスド・プログレッシブ技術」を採用する「フルHDグラフィックスLSI」を搭載。4:3の480i信号を16:9の1080iにアップコンバートする機能を備えるほか、「オートワイド機能」も設定できる。

 また、新聞のラテ欄に似た表示形式で1週間分の番組内容を表示する「サテライト ラテ欄」を装備。リモコンの「番組表」ボタンを押すだけで作動し、各プラットフォーム毎の情報は「BS/CS1/CS2」ボタンを押すごとに切り換えられる。

 そのほか、良く見るチャンネルをプリセットできる「サテライト マイチャンネル」、放送中および放送予定の番組をジャンル別で表示する「ナビ選局」、EPGの詳細表示を対象にした「キーワード検索機能」といった機能も搭載している。

 映像出力には、コンポーネント(RCA)×1系統、D3×1系統、S映像/コンポジット×2系統を装備し、i.LINK×2系統、光デジタル音声出力×2系統、アナログ音声出力×2系統も搭載。さらに、1系統のS映像/コンポジット入力とアナログ音声入力を備え、AVセレクタ機能も搭載している。

 本体前面には、受信モードを4色で表示する「デジタル インフォ ウインドウ」を装備している。表示色は、HD放送=青、SD放送=緑、ラジオ・データ放送=紫、録画予約実行(番組固定)時=橙となっている。

 外形寸法および重量は、430×213×70mm(幅×奥行き×高さ)、2.8kg。本体に「クリフカット」と呼ぶ新デザインを採用し、「斬新かつ軽快感のあるスタイリッシュなデザインに仕上げた」としている。

□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2002/0319/
□関連記事
【3月5日】ビクター、110度CSデジタルに対応したチューナ
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【2月25日】松下、110度CS/BSデジタル対応の24型ワイドテレビと単体チューナ
―既存機種の110度CSアップグレードサービスも検討中
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020225/pana.htm

(2002年3月19日)

[orimoto@impress.co.jp]

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