ザイン、HDCP対応のDVIレシーバを開発


3月27日発表

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 ザイン・エレクトロニクス株式会社は27日、デジタル画像信号の暗号化方式「HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)」に対応したDVIレシーバLSI「THC63DV153/163」を開発したと発表した。2002年第2四半期からサンプル出荷を予定し、量産開始は2002年第4四半期になる見込み。

 HDCPは、Intelが開発したDVI用の映像向けの暗号化処理方式。映像コンテンツ保護を目的にしており、暗号化された信号を受信するには、HDCP準拠のDVIレシーバが必要になる。

 THC63DV153/163は、HDCP Rev.1.0とDVI I.0に準拠したDVIレシーバ。プラズマディスプレイなどのデジタルディスプレイ向けに開発したという。

 HDCPデコードに加え、暗号鍵によるセキュリティ機能のオプション設定や、EEPROMへの暗号鍵とEDIDの単一保存機能などを備えている。また、同社のDVIレシーバ「THC63DV151/161」との基板の共用が可能。消費電力は3.3V、パッケージは100ピンのTQFPとなっている。

□ザイン・エレクトロクスのホームページ
http://www.thine.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.thine.co.jp/thine_03/press_163153.htm
□関連記事
【2001年3月15日】DVDフォーラム、日本コンファレンス開催
~ 中国のDVD-Videoは規格非準拠率100% ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010315/dvdforum.htm

(2002年3月28日)

[orimoto@impress.co.jp]

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