パイオニア、5.1ch向けスピーカー「Aシリーズ」の新機種4モデル


S-A7II(中央奥)、S-A4II-LR(左)、S-A6CSII(中央手前)、S-A6CLII(右)
5月下旬発売

標準価格:「S-A7II」75,000円(1本)
      「S-A4II-LR」93,000円(2本1組)
      「S-A6CSII」56,000円(1本)
      「S-A6CLII」65,000円(1本)

連絡先:カスタマーサポートセンター
    Tel.0070-800-8181-22



 パイオニア株式会社は、5.1ch向けスピーカーシリーズ「Aシリーズ」の新機種4モデルを、5月下旬に発売する。形式、価格は下表の通り。

形式型番価格
トールボーイS-A7II75,000円(1本)
ブックシェルフS-A4II-LR93,000円(2本1組)
センターS-A6CSII56,000円(1本)
S-A6CLII65,000円(1本)

 全モデル共通の仕様として、伝達ロスを最小限に抑えるため、振動系パーツを新開発して搭載。「駆動部が振動板をダイレクトかつ正確にドライブして原音を忠実に再現する」という。

 ウーファには軽量かつ高剛性で、ハイレスポンスで解像力に優れるというケブラー繊維を採用。さらに、13cmミッドレンジウーファと、50kHzまでの帯域を再生する同社独自の「HSDOM(Harmonized Synthetic Diaphragm Optimum Method)」ツイータ(3cmドーム型)を同軸(コアキシャル)に配した「13cmコアキシャルユニット」を搭載。「主要帯域を1ユニット化することで広指向性かつナチュラルな音場を作る」としている。

 また、極性/位相/特性をコントロールして各ユニットの再生帯域を理想的にクロスオーバーするという高次フィルターのネットワークを搭載。エンクロージャは、内部補強によって不要な振動を抑制し、天然木で仕上げている。

 トールボーイ型の「S-A7II」は、120kHzまでの超高域再生を実現するリボン型スーパーツィータを搭載。エンクロージャー内での不要な定在波の発生を抑える「ABD(Acoustic Balance Drive)テクノロジー」も採用している。

 センタースピーカー2モデルの主な違いは、搭載ウーファの直径。「S-A6CSII」には13cmウーファ×2を搭載。「S-A6CLII」は16cmウーファ×2を搭載し、低域を損なうことなくボーカル帯域をクリアに再生するという、ダンプドバスレフ方式を採用している。

主な仕様
 
S-A7II
S-A4II-LR
S-A6CSII
S-A6CLII
形式
トールボーイ
ブックシェルフ
センター
スピーカー構成
3way+スーパーツィータ
3way
ウーファ
16cm×2
16cm
13cm×2
16cm×2
ミッド/ツィータ
13cmコーン型+3cmツィータ
スーパーツィータ
リボン型
インピーダンス
再生周波数帯域
32Hz~120kHz
40Hz~50kHz
45Hz~50kHz
40Hz~50kHz
出力音圧レベル(1m)
90dB/W
88dB/W
90dB/W
最大出力
160W(EIAJ)
クロスオーバー周波数
400Hz/3.2kHz/40kHz
420Hz/3.2kHz
最大外形寸法
(幅×奥行き×高さ、1本)
230×338×1,000mm 230×298×427mm 530×376×175mm 654×338×230mm
重量(1本) 30.2kg 15kg 14.6kg 22.2kg

□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release304-j.html
□関連記事
【2001年4月24日】パイオニア、天然木仕上げのマルチチャンネル対応スピーカー第2弾
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010424/pioneer.htm

(2002年4月19日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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