WinDVD 4 Premiumは、米INTERVIDEOのソフトウェアDVDプレーヤー「WinDVD」シリーズの最新版。再生可能なディスクは、DVDビデオ、ビデオCD、SVCD、音楽CDなどで、ファイル単位では、MPEG-1/2、AVI、MP3、ASF、VROに対応する。 最大の特徴は、6.1chのドルビーサラウンドEXとDTS ESの再生に対応したこと。ドルビープロロジック IIの再生も可能となった。そのほか、ドルビーデジタル、リニアPCM、MPEGオーディオ、ドルビーヘッドフォンなどをサポートしている。 また、SRSのバーチャルサラウンド機能「TruSurround XT」を新搭載。これは、5.1chの立体感を2chで再現するという機能で、セリフをディスプレイ中心に集める「DialogClarity」と、低音を強調する「TruBass」も含まれている。さらに、2chを5.1chあるいは7.1chで再生するIntervideo独自のバーチャルサラウンド機能「ICEサラウンド」も利用できる。そのほか、「サブウーファなしでもリッチなサラウンドを再現できる」という「LFEミキサー」、「Dolbyダイナミックレンジ・コンプレッション」、イコライザ機能の「DSPオーディオエフェクト」を追加している。 再生面では、デスクトップをスクリーンとして全面で再生する「ビデオデスクトップ」や、コマ戻し機能、インスタントリプレイ、静止画キャプチャユーディリティが追加された。また、HDD内のDVDイメージの再生や、TV出力も可能になった。 さらに、0.5~2.0倍の範囲でタイムストレッチが可能で、音声のピッチが変化しないタイプを採用している。また、指定時間内や指定時刻までに終了する機能もあり、タイムストレッチとの併用が可能。自動的に倍速を設定してくれるので「飛行機や新幹線などでの移動中にストレスなく視聴できる」という。
なお、インタービデオジャパン株式会社からは、ドルビーサラウンドEXやDTS ES対応を省略した「WinDVD 4」が発売される。価格は、通常版が4,900円で、アップグレード/乗り換え版が3,580円。発売日は5月29日となっている。
□カノープスのホームページ (2002年5月1日) [orimoto@impress.co.jp] |
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