松下、業界初の300万画素静止画撮影が可能な3板式DVカメラ
―MPEG-4録画も可能、USB 2.0端子を搭載


7月1日発売

標準価格:オープンプライス

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 松下電器産業株式会社は、業界初の300万画素静止画記録が可能な3板式DVカメラ「NV-MX5000」を7月1日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は17万円前後の見込み。また、同時にACアダプタや、バッテリパック(VW-VBD35相当)、16MB SDカードをセットにした「アクセサリーキット(VW-PMX50)」も30,000円で発売される。

 NV-MX5000は、撮像素子として1/6インチ総画素80万画素CCDを3枚搭載。有効画素数は動画撮影時で64万画素、静止画撮影時で70万画素となっている。また、SDスロットを搭載し、SDカードに静止画記録をすることも可能。静止画撮影時には各CCDの画素をずらして撮影し、長方画素を正方画素に再構成することで、最大2,048×1,496ドット(約300万画素)で撮影できる。また、640×480ドットのモードも備え、オートポップアップ式のフラッシュも搭載している。

 従来機と同じくMPEG-4での動画録画も可能で、176×144ドット(ファイン/ノーマル)に加え、320×240ドット(スーパーファイン)や、音声のみのボイスレコーダ機能が追加された。USB 2.0端子(転送速度は12Mbps)を装備し、付属のUSB接続キットでSDカードからパソコンに転送できるほか、Webカメラとしても使用可能。さらにパソコンからコントロールすることも可能で、テープの画像を静止画として転送することもできる。OSは、Windows 98 SE/Me/XPに対応する。

 レンズは、ライカディコマーレンズの10倍ズーム(F1.6)。光学式手ぶれ補正(OIS)を採用するほか、SDカードへの静止画撮影時の補正力を約2倍(同社比)に向上させた「MEGA OIS機能」も装備する。

 外形寸法は74.5×178×91mm(幅×奥行き×高さ)と、従来モデルNV-MX2500から全長を28mm短縮し、体積比約93%に小型化した。重量は約750g(本体のみ)。グリップベルトは従来機と同じく、通常のグリップベルトとしてだけではなく、ストラップとしても使用できる。また、手元での撮影スタート/ストップ、ズーム操作ができる「フリースタイルリモコン」が付属する。連続撮影時間はアクセサリーキット同梱のVW-VBD35で、ファインダ使用時に約3時間45分、液晶モニター使用時に約3時間10分となっている。

 その他の機能として、暗い場所でもカラー撮影が可能な「カラーナイトビュー」や、ズーム位置によりマイク指向性、周波数特性、感度を変える「ズームマイク機能」を搭載。さらに、デジタル回路で風速を自動検知し風音ノイズを低減させる「ウインドNR(ノイズリダクション)」も装備。入出力端子は、i.LINK端子に加え、コンポジット/S映像入出力や、音声入出力、マイク、ヘッドフォン端子も装備する。

□松下電器のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020508-1/jn020508-1.html
□関連記事
【2001年7月16日】松下、世界初Bluetooth対応の3板式DVカメラ
 ―ライカディコマーレンズを採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010716/pana.htm

(2002年5月8日)

[furukawa@impress.co.jp]

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