次世代記録メディア「Blu-ray Disc」の規格書が6月14日から開示


5月20日発表

 株式会社日立製作所LG電子株式会社松下電器株式会社パイオニア株式会社ロイヤル フィリップス エレクトロニクスサムスン電子株式会社シャープ株式会社ソニー株式会社トムソン マルティメディアの9社は20日、大容量光ディスクレコーダ規格「Blu-ray Disc」の規格書を6月14日に開示すると発表した。ライセンス開始は6月末を予定している。同時に、参画企業9社を「Blu-ray Disc Founders(ブルーレイディスクファウンダーズ)」と称して、規格の普及に努めると発表した。

 規格書の内容は、2月19日の策定案内に基づいたもので、開示を受けるには「Blue-ray Disc規格に基づく製品の開発・製造のためのライセンス開始に先立ち、その検討用に閲覧する」という旨の「Information Agreement」契約を結ぶ必要がある。規格書の構成は下記の通りで、1セット5,000ドル。

  • 「System Description Rewritable Format part1 Basic Format Specifications」
  • 「System Description Rewritable Format part2 File System Specifications」
  • 「System Description Rewritable Format part3 Audio Visual Basic Specifications」


□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200205/02-0520/
□関連記事
【2月19日】ソニーや松下など9社が、光ディスクレコーダ規格「Blu-ray Disc」を策定
―青紫レーザーを使用し最大容量27GB、来春にライセンス開始予定
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020219/blu_ray.htm

(2002年5月20日)

[nisiuti@impress.co.jp]

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