アイ・オー・データ、HDDレコーダ「Rec-On」の不具合を発表 ―無信号状態で電源断、更新録画が正常動作しないなど

　株式会社アイ・オー・データ機器は、同社のHDDレコーダ「Rec-On」の使用中に、電源が切れるなどの不具合があることを発表した。あわせて、修正用のファームウェアアップデートツールを同社のサポートページで公開した。対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP。ファイルサイズは約282KBとなっている。

Rec-On

　この不具合は40GB HDDを内蔵した「VR-HDA40」および80GB内蔵の「VR-HDA80」の一部に発生する。対象となるシリアル番号は、HDA40が「YLN0000001**」～「YLN0002000**」、HdA80が「YMF0000001**」～「YMF0002440**」(*は任意の英数字)。

　不具合内容は、「Rec-On本体のLiveTV画面上の時刻表示がおかしくなる」、「Rec-On本体の更新録画予約が正常動作しない」、「プログラム再生中に無信号状態が15分続くとRec-Onの電源が切れてリモコン操作が行なえない」の3点。

　このうち更新録画予約の不具合は、曜日が異なる同じ時間帯の更新予約を複数設定している場合、週ごとではなく、更新録画した番組のうち最も新しい番組が上書きされるというもの。さらに、「月～土 PM03:00～PM04:00」、「月～金 PM03:00～PM04:00」といった設定では、更新録画予約を行なうと、週ごとにファイルが作成されてしまう問題も起きる。

　なお、ファームウェアアップデートツールは、同社のサイトでのダウンロードのほかに本体を「Rec-On修理窓口」に送付することでも無償で受けられる。申し込みは、Rec-Onを梱包し佐川急便にて下記宛先まで送付する。

【送付先】
石川県金沢市桜田町2丁目84番地
(株)アイ・オー・データ機器
「Rec-On修理窓口」宛

□アイ・オー・データのホームページ
http://www.iodata.co.jp/
□アップデータのダウンロードページ
http://www.iodata.co.jp/support/info/reconf.htm
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(2002年6月3日)

[orimoto@impress.co.jp]