Blu-ray Disc規格は、日立、LG電子、松下電器、パイオニア、フィリップス、サムスン電子、シャープ、ソニー、トムソンマルティメディアの9社が2月に策定した、ハイビジョン録画を主目的としたビデオレコーダ規格。現在は、書き換え型のみが制定されており、追記型ディスクの規格はまだ制定されていない。 今回パイオニアとTDKが、ディスクの記録膜の設計、評価の情報を共有化。新組成の金属材料を記録層に用いることで、Blu-ray Discと互換性が高く、2倍速記録が可能な追記型ディスクを開発した。両社では、今回開発した追記型ディスクを、Blu-ray Discのファミリー規格として提案する予定。 容量は、Blu-ray Discが23.3/25/27GBの3種類を規定しているのに対し、新開発の追記型は23.3/25GBの2種類、レーザーパワーは4.5W~6.0mW。そのほか、レーザー波長405nm、開口数0.85、グルーブ記録、トラッピッチ0.32μmといった基本仕様は、Blu-ray Discと同一となっている。そのため、読み込みに関しては、Blu-ray Disc対応ドライブを、ほんとんどそのまま使用できると予想される。
【主な仕様】
□パイオニアのホームページ (2002年7月2日) [furukawa@impress.co.jp] |
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