AVC-1570-Nは、2001年6月発売のエントリークラスのAVアンプ「AVC-1550-N」の後継機にあたる。デコーダ部に上位機種の技術を継承した32bit処理のDSP「MELODY32」を新たに搭載したことで、音質をさらにブラッシュアップしたとしている。デジタル入力は、96kHz/24bitにも対応する。 デコーダは1550と同じく、ドルビーデジタル、DTSに加え、ドルビープロロジック II、AACも搭載。パワーアンプは、各チャンネル同一パワー、同一レスポンスの完全ディスクリート構成となっている。 また、アナログ/PCM 2ch、ビットストリーム 2ch、ビットストリームマルチチャンネルの3種類入力信号それぞれに、サラウンドモードを自動的に記憶する機能「オートサラウンドモード」を装備。2chのスピーカーで広がり感のある再生を実現するという「バーチャルサラウンド」なども、継承している。 そのほかにも、セリフを明瞭に再現する「シネマイコライザー」や、「ロックアリーナ」、「ジャズクラブ」、「ビデオゲーム」、「マトリクス」、「モノムービー」などのサラウンドモードが用意される。 スピーカー端子は、全チャンネルにバナナプラグ対応の大型のものを採用。サブウーファのクロスオーバー周波数は、80/100/120Hzの切り替え式となっている。なお、本体の外形寸法は434×417×147mm(幅×奥行き×高さ)と従来機種と同じだが、重量は700g増え10.4kgとなった。 付属のリモコンは、主要他メーカーのリモコンコードもプリセット。従来機種付属のものより一回り大きくなったほか、TV、VCR、DVDのパワーキーを独立してレイアウトし、「使いやすさが向上した」という。
【主な仕様】
□デノンのホームページ (2002年7月5日)
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