ペガシス、「TMPGEnc PLUS」の最新バージョンを公開 ―Ligosなど3社のMPEG-2デコーダが操作可能に

　株式会社ペガシスは、MPEG-1/2ソフトウェアエンコーダ「TMPGEnc PLUS」の最新バージョン(Ver.2.57)を公開した。ダウンロードファイルは、3.48MBのインストーラーバージョンと、2.61MBの自己解凍圧縮バージョンの2種類を用意している。

　Ver.2.57での変更点は以下の通り。特定のMPEG-2デコーダを直接操作するVFAPIプラグインが追加された。対応するのは、サイバーリンク、ソニー、Ligos製のデコーダ。このうちいずれかがインストールされていると、TMPGEnc PLUSから直接デコーダを使用できる。

• 内蔵VFAPIプラグインの「DirectShow Multimedia File Reader」でMPEG ファイルの読み込みを行わないようにした。
• MPEG-1およびMPEG-2ファイルの読み込みを行なう内蔵VFAPIプラグインをそれぞれ追加。
• 環境設定のVFAPIプラグインタブで、右クリックメニューに「全て推奨設定に戻す」を追加。
• エンコード中でもMPEG設定ダイアログを表示できるようにし、設定を確認できるようにした。
• 2パスVBR のエンコードで、解析中でもプレビューを表示するようにした。
• TMPGEnc.vfpプラグイン経由でDirectShowソースのプロジェクトファイルを開けなかったのを修正した。
• DVDit! 2.3付属のLigosデコーダでMPEG-2ファイルの読み込みを行なうと、再生時間が狂ってしまう現象を回避。
• ゴースト除去フィルタで画面上部の左端または右端にノイズが入る問題を修正。
• 3時間以上の長時間の動画で、音声が無音になる現象を修正。
• プロジェクトウィザードで、ソースとしてDV形式のファイルを指定した場合、常に「ボトムフィールドが先に表示される」に設定するようにした。
• 2パスVBRのビットレート制御精度を上げた。

(2002年7月19日)

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