シャープ、輝度3,000ANSIルーメンの液晶プロジェクタ

9月20日発売 標準価格：798,000円 連絡先：お客様相談センター 　　　　Tel.06-6621-4649（西日本相談室） 　　　　Tel.043-297-4649（東日本相談室）

　シャープ株式会社は、重量5.1kg、容量11.3lで輝度3,000ANSIルーメンを実現した液晶プロジェクタ「XG-C50X」を9月20日に発売する。価格は798,000円。

　液晶パネルは0.99型TFTを採用し、素子解像度は1,024×768ドットのXGA。光源には250W UHPランプと新設計の光学ユニット/レンズの搭載で輝度3,000ANSIルーメンを実現した。騒音レベルは省電力モード時で33dB、標準モードで36dB。

　レンズは標準で1.27倍の手動ズーム/フォーカスレンズを搭載。レンズマウントは工具を使わずに交換が行なえるバヨネット方式になっており、付属の標準レンズのほかにも、別売のオプションとして短焦点レンズの発売が予定されている。

　また、動き検出IP変換とノイズリダクション性能を向上させ、色相の変化を抑えながら、コントラスト感と階調再現性を高める「コントラスト制御ダイナミックガンマ」機能や、ジャギー感を抑える「新輪郭強調」機能などを持つ同社独自の「新高画質回路」を搭載。カラーマネジメントは「sRGB」準拠で、赤、黄、緑、シアン、青、マゼンダ6色それぞれの色に対し、明度、彩度、色相を設定することが可能となっている。

　そのほかにもデジタルキーストーン補正機能や、 リア/天吊り設置用に、上下左右の映像が反転できる「映像反転機能」なども備える。天吊り設置時は、ランプ交換やフィルター交換などのメンテナンス作業を、天吊金具を外すことなく行える設計となっている。

　映像入出力端子は、アナログRGB/コンポーネント兼用 D-Sub15ピン入力×2、S/コンポジット入力×各1、アナログRGB D-Sub15ピン出力×1を搭載。PC入力時は、1,600×1,200（UXGA）までの縮小表示に対応。同期モードを自動的に調整する「自動同期調整機能」も装備している。

背面端子部。D-Sub15ピン×2系統を装備	レンズ部。工具なしで交換可能	前面にはキャリングハンドルも装備。スタンドはネジ式で高さを調節可能

液 晶 パ ネ ル	サイズ	0.99型 高温ポリシリコン TFT液晶パネル × 3枚
	素子解像度	1,024×768ドット
レンズ		1.27倍手動ズームレンズ F1.7～2.2 f36.5～46.3mm
ランプ		250W UHPランプ
輝度		3,000ANSIルーメン(標準モード時) 2,400ANSIルーメン（省電力モード時）
コントラスト比		400:1
周辺輝度比		90%
騒音値		33dB(省電力モード時)/36dB（標準モード時）
消費電力		340W(リモコン待機時 0.8W)
接続端子		アナログRGB/ コンポーネント入力	D-Sub15ピン×2
		ビデオ入力	S映像×1、コンポジット×1
		アナログRGB 出力	D-Sub15ピン×1
		その他の端子	RS-232C端子×1、USB端子(Bタイプ)×1
外形寸法 （幅×奥行き×高さ）		390×294×99mm（突起部除く）
重量		約5.1kg

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/020724.html
□関連記事
【7月10日】シャープ、9.7kgで4,000ANSIルーメンの液晶データプロジェクタ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020710/sharp.htm

（2002年7月24日）

[fujiwa-y@impress.co.jp]