デノン、ドルビーデジタルEX、DTS-ES対応の6.1ch AVアンプ
―デコーダ部に32bit処理のDSP「MELODY32」を搭載


8月下旬発売

標準価格:75,000円

連絡先:宣伝部
    Tel.03-3837-8915



 株式会社デノン(DENON)は、DTS-ESやドルビーデジタルEXに対応するAVアンプ「AVC-1870-N」を8月下旬に発売する。価格は75,000円。

背面

 AVC-1870-Nは、同社のAVアンプ「AVC-1850-N」(2001年7月発売)に、DTS-ESデコーダとドルビーデジタルEXデコーダと6.1chアンプを追加。また、デコーダ部には上位機種の技術を継承した32bit処理のDSP「MELODY32」を新たに採用している。なお、前モデル同様、ドルビーデジタル、DTSのほか、ドルビープロロジック II、AACにも対応する。


 パワーアンプは、6チャンネル同一パワー、同一レスポンスのディスクリート構成。アナログや2chのソースを6.1chサラウンドで再生する「NEO:6(ネオ・シックス)モード」も搭載する。サラウンドモードは、ほかにも「バーチャルサラウンドモード」、「5ch/6chステレオモード」、「ロックアリーナ」、「ジャズクラブ」、「ビデオゲーム」、「マトリクス」、「モノムービー」などを用意。

 また、アナログ/PCM 2ch、ビットストリーム 2ch、ビットストリームマルチチャンネルの3種類の入力信号それぞれに、サラウンドモードを自動で記憶する機能「オートサラウンドモード」も搭載している。

 映像入力端子はD4端子×2系統、S映像×5系統、コンポジット×5系統。音声入力端子として、光デジタル×4系統、同軸デジタル×1系統、アナログ×9系統を装備。また、光デジタル出力を1系統備えている。なお、前面入力端子を除くデジタル入力は、セットアップ時に好みのソースに割り当てる事が可能。

 スピーカー端子は、全チャンネルにバナナプラグ対応の大型のものを採用。サブウーファのクロスオーバー周波数は、80/100/120Hzの切り替え式となっている。本体の外形寸法は434×417×171mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は11.7kg。

 付属のリモコンは、主要他メーカーのリモコンコードをプリセット。使用頻度の高いTV、VCR、DVDなどのパワーキーが独立したレイアウトになっており、使いやすさが向上したという。

【主な仕様】

  • 映像入力:D4端子×2 コンポジット×5(前面1)、S映像×5(前面1)
  • 音声入力:光デジタル×4(前面1) 同軸デジタル×1 コンポジット×9(前面1)
  • 定格出力(負荷8Ω、20Hz~20kHz、T.H.D.0.08%):80W×6ch
  • 実用最大出力(6Ω、EIAJ):130W×6ch
  • SN比:100dB(TONE DEFEAT ON時)
  • 周波数特性:10Hz~100kHz(+1dB、-3dB)(TONE DEFEAT ON時)
  • 消費電力:220W
  • 外形寸法(幅×奥行き×高さ):434×417×171mm
  • 質量:11.7kg

□デノンのホームページ
http://www.denon.co.jp/
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/avc1870.html
□関連記事
【2001年6月22日】デンオン、AAC/ドルビープロロジック II対応、D端子装備のAVアンプ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010622/denon.htm

(2002年8月7日)

[yamaza-k@impress.co.jp]

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