株式会社ケンウッドは19日、7月11日に発表した「抜本再建計画アクションプラン」の実施を加速するため、新たに決定したグループ組織と人事体制の改革を発表した。 ホームエレクトロニクス事業、カーエレクトロニクス事業、コミュニケーションズ事業の構造改革を具体化するため、スピードと効率を高めるとともに若返り人事を実施。さらにヒット商品を産み出す体制として、プロダクトマネージメント制と、技術と品質に責任を持つ技師長制を導入した。 プロダクトマネジメント制では、事業部長直轄のもとにプロダクトマネージャーを置き、カテゴリー毎にマーケティング、企画(デザイン)、技術、生産、品質、損益についてビジネスユニットを通して責任を持つ。技師長は、事業部長の分身として技術と品質に責任を持ち、技術部、品質保証部を統括する。 また、子会社化された工場を各事業部が直轄することにより、連結経営の徹底を図るほか、各事業部の部、課の階層と総数を半減。事業部直轄の「部」組織の二重構造を無くして、部長・課長級を大幅に若返らせる。加えて、本社の旧役員を含む関連会社社長の交替を実施し、大幅な若返りを図る。 資材調達部門では社長直轄の調達本部を設置し、統合調達体制を構築。大幅なコストダウンを実現するとしている。
□ケンウッドのホームページ (2002年8月19日) [furukawa@impress.co.jp] |
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