同製品は2001年10月発売の「D2500」シリーズの後継となるモデル。従来機種と同じく、ブラウン管とフレームの段差を抑えた「ポスターフレーム」デザインを採用し、新たにピアノフィニッシュ仕上げの黒フレーム仕様とした。また、スマートメディア/SDメモリーカードスロットも引き続き搭載している。 今回の3モデルには、従来3チップで構成されていた映像処理回路を1チップ化した新開発のLSI「CONQUEST II」を搭載。BSデジタル/110度CS/地上波アナログそれぞれのソースを、フルデジタルで処理する。1チップ化により、32型の消費電力187Wと省消費電力化も実現。同社では「ハイビジョン表示のBSデジタル/110度CSチューナ内蔵型テレビとしては業界トップクラスの消費電力」としている。 また、高画質化機能として、デジタルノイズリダクション(DNR)を搭載。「CONQUEST II」の周辺回路を含めたシステムの最適化により、赤味をより自然に再現するとともに暗部の階調表現も高めたとしている。 地上波チューナには、ゴーストリダクションチューナも装備。文字放送にも対応する。36/32型のブラウン管には、電子銃のビームを絞ることでフォーカスの均一化を図り、高精細化する「ファインビームスーパーブライトロン菅」を採用。さらに36型は、センター部のマスクピッチが0.62mmのファインピッチブラウン管となっている。また、ブラウン管のドライブ回路には、 デジタルハイビジョン放送の広帯域信号にも余裕を持って対応できるという「デジタルHDドライバー」を備えている。 BSデジタル/110度CS関連ではEPGのほかに、BSデジタル放送/110度CS放送と地上波放送を2画面表示する「二画面表示機能」も装備。リモコンは地上波とBSデジタル放送の放送チャンネルをダイレクト選局できるボタンに加え、データ放送や電子番組表などの操作ボタンをグルーピングしてレイアウト。さらに、今後商品化予定の地上波デジタルチューナの操作ボタンも搭載している。 音声面では、同社独自の「バズーカウーハー」を搭載するほか、バーチャルサラウンド機能としてSRSの「TruSurround DIGITAL 5.1CH」を採用している。なお、映像入力としてD4端子を2系統搭載しているが、D4入力はD3に変換して表示する。
□東芝のホームページ http://www.toshiba.co.jp/ □ニュースリリース http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_08/pr_j2801.htm □関連記事 【2001年8月7日】東芝、SD/スマートメディアスロット搭載BSデジタル内蔵TV http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010807/toshiba.htm (2002年8月28日)
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