サイバーリンク株式会社は、DVDオーサリングソフト「PowerProducer DVD」を9月27日に発売する。価格は8,800円で、他社製DVD作成ソフトのユーザーを対象にした乗り換え版は6,800円となっている。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。
PowerProducer DVDは、対話形式のナビゲーションを搭載した初心者向けのDVDオーサリングソフト。手順を説明するウィザードのほか、専門用語を解説するヘルプ機能も備える。メディアの選択、ファイルの読み込み、書き込みと、最短3ステップでDVDが作成できるという。 また、トリミングや結合、分割といった編集作業のほか、特殊効果、チャプタ設定など、必要に応じて複雑な処理も可能。40種類のメニュー用テンプレートや、静止画のスライドショー作成機能なども搭載する。さらに、編集部分のみをレンダリングする独自の高速エンジン「SVRT(Smart Video Rendaring Technology)」を搭載しており、利用が可能な場合は自動的に適用される。
DVDビデオ、ビデオCD、SVCD、miniDVD形式のディスクが作成可能。入力可能な動画形式は、AVI、MPEG-1/2、VCD(DAT形式)。i.LINK経由のDV機器に加え、TVチューナカード、アナログ入力機器からのリアルタイムキャプチャにも対応する。音声ファイルはWAVとMP3、静止画はBMP、JPEGをサポートする。対応するディスクはDVD-R/-RW/+R/+RW、CD-R/RW。 また、プレーヤーソフトのないPCでも再生できるよう「PowerDVD ランタイム版」を同梱したディスクも作成できる。なお、PowerDVD ランタイム版はPowerProducer DVDで作成したディスクのみ再生可能で、市販のDVDビデオなどを見ることはできない。
□サイバーリンクのホームページ (2002年8月29日) [yamaza-k@impress.co.jp] |
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