■ PS7300
DTS96/24フォーマットにも対応した6.1ch AVアンプ。上位モデル「PS9200」で使用した130Wの電流帰還型アンプを全6chに搭載。ドルビーデジタルEXや、DTS-ESもサポートし、SACDのマルチチャンネルやDVDオーディオにも余裕をもって対応できるという。 また、入力ソースを6.1chサラウンドで再生する、CS II(サークルサラウンド II)を搭載。従来のステレオソースだけでなく、モノラルソースも6.1ch化できる。また、ドルビープロロジック IIやMPEG-2 AACデコーダを装備するほか、映画館用に高域が強調されたソースを補正するHT-EQ(ホームシアターイコライザ)も内蔵する。 Cirrus Logicの32bit DSP「CS49400」を搭載するほか、同社の192kHz/24bit AD、DAコンバータも備える。また、このクラスの製品としては初めてソフトウェア・アップグレードに対応、RS-232C端子を1系統装備している。 映像入力は、コンポーネントを2系統、S映像を5系統、コンポジットを5系統装備。映像出力は、コンポーネントを1系統、S端子が3系統、コンポジットが3系統。音声入力は、光デジタルが4系統、同軸デジタルが3系統、アナログが8系統に加え、7.1chの外部入力を1系統備える。音声出力は、光デジタルと同軸デジタルが各1系統、アナログが4系統、7.1chのプリアウトが1系統。
■ SR4300
エントリークラスの6.1chAVアンプ。ドルビーデジタルEXやDTS-ES、Neo:6、ドルビープロロジック IIなどに対応するほか、CS IIも搭載している。 6.1chの外部入力、プリアウトを各1系統装備。重量5kgの大型電源トランスを内蔵するほか、チューナも備えている。また、HT-EQも搭載する。 バナナプラグ対応のスクリュー式スピーカー端子を全チャンネルに採用。映像入力は、S映像を2系統、コンポジットを4系統装備。映像出力は、S端子が2系統、コンポジットが3系統。音声入力は、光デジタルが2系統、同軸デジタルが2系統、アナログが7系統に加え、6.1chの外部入力を1系統備える。音声出力は、光デジタルと同軸デジタルが各1系統、アナログが4系統、6.1chのプリアウトが1系統。 外形寸法は440×365×164mm(幅×奥行き×高さ)、重量は12.5kg。消費電力は315W。
■ DV4300
高さ54mmの薄型DVDプレーヤー。2-3プルダウン方式のプログレッシブ出力に対応し、 音声部にはCirrus Logicの192kHz/24bit DACを搭載。薄型モデルながら、フロントパネルからのメニュー操作が可能。 CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生にも対応するほか、JPEG形式の静止画も再生できる。ほかにも、PAL/NTSC映像変換機能やバーチャルサラウンド機能も搭載する。 映像出力は、コンポーネント、D2端子、S映像、コンポジットを各1系統装備。音声出力は、光デジタル、同軸デジタル、アナログを各1系統備える。外形寸法は440×280×54mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.2kg。消費電力は15W。
都内で開かれた新製品発表会では、「リアルシアターブラック」という黒を基調としたAVアンプとスピーカーのセット販売も提案された。 メインとなる機器は、AVアンプ「PS7300」とDVDプレーヤー「DV8300」のブラックモデル。これらに、B&Wのスピーカー「DM600」シリーズを組み合わせた6.1chシステム(512,000円)や、「VM」シリーズを組み合わせたシステム(454,000円)などが提案された。 「黒いAVアンプはないのか?」というユーザーの声を受け、発案されたもの。同社では「プロジェクタを使用したホームシアターの増加により、部屋の照明を落とした状態で目立たないアンプの需要が高まっている」としている。
(2002年9月4日) [yamaza-k@impress.co.jp] |
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