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【Sony Dream Worldレポート その1】 Blu-rayレコーダを参考出品
―次期フラッグシップDVDプレーヤーらしき製品も展示
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開催日:9月14~15日
場所:パシフィコ横浜
入場料:無料
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ソニーは、プライベートショー「Sony Dream World 2002」を神奈川県のパシフィコ横浜で開催する。一般来場日は14、15日で、入場は無料。開催に先立ち11日に、プレスおよび関係者に会場を公開した。
Sony Dream World 2002は、パソコン、AV機器、携帯電話などのソニー製品を一同に集めたイベント。会場は「バイオ」、「ベガシアター」、「イメージング」、「ミュージック」と名づけられた4ゾーンを中心に、各分野の秋冬モデルを多数展示している。ベガ、コクーンなど発表済みの製品が展示品の多数を占める中、Blu-rayレコーダをはじめとする参考出品もいくつか見られた。
■ Blu-rayレコーダの実稼動品を参考出品
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参考出品されたBlu-rayレコーダ |
最も注目されるのは、2月に9社合同で発表した記録メディア規格「Blu-ray」対応レコーダの参考出品。展示されている4台すべてが実稼動しており、片面1層23.3GBのBlu-rayディスクも出品。会場では、Blu-rayディスク内のハイビジョン映像を再生していた。
背面にはD4出力のほか、2系統のi.LINK端子を装備。番組一覧などメニュー画面の表示も可能だった。ただし、今回はあくまでも参考出品とのことで、製品化については未定としている。
なお、コクーン発売の発表会で展示されたHDDとDVDのハイブリッドレコーダが、今回もモックアップで参考出品されていた。対応フォーマットなどの仕様は相変わらず未定。
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フロントパネル下部を開くと操作部が出てくる |
操作部の露出後に排出されたディスクトレイ |
背面にはD4端子のほか、i.LINK端子も備える |
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これがBlu-rayディスク。片面1層で23.3GB。ディスクは取り出し不可だった |
Blu-rayとは直接関係ないが、ハイブリッドコクーンのモックアップが設置されていた |
■ 9000ESの後継機種と見られるプログレッシブDVDプレーヤー
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108MHz/14bit DACを搭載するDVDプレーヤーも参考出品した |
オーディオ&ビジュアルゾーンでは、108MHz/14bitのビデオDAコンバータを採用するプログレッシブDVDプレーヤーを参考出品していた。型番は未定だが、フラッグシップモデル「DVP-9000ES」の技術を取り入れた製品といい、フロントパネルにもその面影が見受けられる。108MHzのビデオDAコンバータとバイ・ピクセル・アクティブIP変換技術により、現在トップクラスの画質を誇るという。
また、SACDマルチの再生にも対応し、アナログマルチチャンネル出力を1系統装備。シャーシ構成をオーディオ製品の基準で設計したとし、音質にもこだわったという。DVD-RWのVRモードの再生にも対応している。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□Sony Dream World公式ページ
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Events/SDWE/
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0819/sony.htm
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―青紫レーザーを使用し最大容量27GB、来春にライセンス開始予定
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020219/blu_ray.htm
(2002年9月11日)
[orimoto@impress.co.jp]
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