カノープス株式会社は、ノンリニア編集システム「DVStorm 2」と「DVStorm 2 Light」を10月4日に発売する。価格は、DVStorm 2が168,000円、DVStorm 2 Lightが118,000円。OSは、Windows 2000/XPに対応する。既存ユーザーを対象にしたアップグレードパックの発売も予定している。 DVStorm 2と同Lightは、「DVStorm-RT」、「DVStorm-RT Light」の後継製品。DVStorm-RTをベースに、ソフトウェア部の強化を図ったという。 主な変更点は、リアルタイム3Dエフェクトの搭載、リアルタイムビデオフィルタの追加、バンドルソフトの増加。さらに、最大3台のカメラから同時にキャプチャできるマルチキャプチャツールも付属している。入力はDV/DVCAMのほか、S映像、コンポジット、アナログ音声に対応。なお、マルチキャプチャには、別途IEEE 1394カードが必要になる。 なお、通常版とLightの違いは、バンドルソフトの「DVDWorkshop for Canopus」とPremiereの有無。同ソフトと別売りの「StormEncoder」(29,800円)と組み合わせることで、エンコード時間が大幅に短縮できる。 Premiereプラグインも強化され、AVI2や参照AVIによる入出力をサポートした。さらに、DVファイルの出力速度を5倍以上に高めたという。Photoshop、Lightwave 3D用のプラグインも新たに添付され、AfterEffectsプラグインも16bpcに対応した。
バンドルソフトは「DVD it!」から、StormEncoderに対応した「DVDWorkshop for Canopus」に変更。さらに、「DVXPLODE for DVstorm」、「MPEG Tools」、「Sonic Foundry ACID MUSIC 3.0 for CANOPUS」を追加。従来通り、「Premiere」、「Photoshop LE」、「COOL3D SE」なども付属している。
□カノープスのホームページ (2002年9月13日) [orimoto@impress.co.jp] |
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